ブックマーク / matsuo-tadasu.ptu.jp (22)

  • 松尾匡のページ:バルファキスさんとメランションさんが言っていること

    松尾匡のページ17年5月5日 バルファキスさんとメランションさんが言っていること 前回4月3日のエッセーでお知らせしました、ケン・ローチさん監督、ブレイディみかこさん字幕監修のドキュメンタリー映画DVD『1945年の精神』が、ついに5月1日から発売されています。この特典映像のおまけのDVD、宇都宮健児さん、唐鎌直義さん、國分功一郎さん、山太郎さん、そして不肖私がメッセージを語っているとお知らせした通りなのですが、なんと編が94分なのに、このおまけが173分と倍近くあるという! すみません。私が一番長くしゃべっています。私のせいです、はい。 同じ作品について語っているから当然と言えば当然かもしれませんが、みんな反緊縮で筋が通っていて、さすがはブレイディ人脈。特に、山太郎さんの熱弁には、何度も「その通り!」と熱くなりますよ。…でも、個人的に一番ツボにきたのは、キャンパスは違う同僚の唐鎌直

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    watermaze 2017/05/07
    国の借金をよくわからん金融的操作でチャラにするのは左派の人達が大事にする市民的感覚に反するので理解されんでしょう。
  • 松尾匡のページ: 新春書評:レフト3.0がわかる本(その2)

    松尾匡のページ17年1月7日 新春書評:レフト3.0がわかる(その2) (追記:読者のかたからのご指摘で、「檄を飛ばす」の「檄」を「激」と誤記していたことに気づきました。お恥ずかしいミスで失礼しました。ご指摘ありがとうございました。わざとではありません、みかこさん。訂正線を引いて残さず、きれいに直しておきました。それから、ネット書店へのリンクを忘れていたので、つけておきました。ちなみにサイトはアフィリエイトはしておりません。そもそもやり方がわからないし。2017年1月10日) 『週間ダイヤモンド』誌新年合併特大号の「2016年ベスト経済書」20位に拙著『この経済政策が民主主義を救う』がランクインしました。投票して下さった経済学者・エコノミストのみなさん、当にありがとうございました。同書は、田中秀臣さんの「2016年心に残る経済書ベスト20」では、12位にランクインしました。投票して下

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    watermaze 2017/01/09
    レフトというよりは人々に原罪のような無自覚な罪があると訴えて悔い改めさせようというキリスト教的なスキームが限界なんじゃないかと。
  • 松尾匡:新春書評:レフト3.0がわかる本(その1)

    松尾匡のページ17年1月1日 新春書評:レフト3.0がわかる(その1) あけましておめでとうございます。プラベートな急な事情のため、11月の初めから、毎週のように週末久留米の家に帰る日が続いていて、いろんなことが滞りがちです。周りのみなさんにはご迷惑をおかけしているのに、ご理解、ご協力をいただいており、感謝にたえません。ありがとうございます。 このかん、10月23日のエッセーでお知らせした岩波さんの『世界』11月号に続き、文春さんの『2017年の論点100』、集英社さんの『イミダス』でも、拙論を発表する機会をいただいています。イミダスのは、バックナンバーがスマートフォン・携帯版imidasで読めるそうで、リンク先からお手続き下さい。 また、11月3日初回放送で、「デモクラTV」の「池田香代子の「100人に会いたい」」でトークを放送いただきました。池田さん、スタッフのみなさんにはお世話にな

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    watermaze 2017/01/02
  • 松尾匡のページ:森永卓郎さんらとの政策提言文を民進党代表候補に送付

    松尾匡のページ16年9月5日 森永卓郎さんらとの政策提言文を民進党代表候補に送付 今年になってから、関西学院大学総合政策学部教授の朴勝俊さんや、長浜バイオ大学バイオサイエンス学部准教授の西郷甲矢人さんと知り合って、経済政策問題で意気投合しました。それで、経済政策の研究会をつくろうという話になり、同僚の橋貴彦さんとか、うちの弟子とかを引き込んで、「ひとびとの経済政策研究会」と称して活動を始めています。 その一環で、野党各党のこないだの参議院選挙の政策パンフ批判をすべきだと。ついては民進党のパンフの批判をしろということになって、ざっとやってみたのが前回のエッセーだったんです。 そしたらこれを研究会で検討したところ、メンバーの朴さんに加えて、森永卓郎さんにも声をかけて、私と三人で共著の論考に仕上げて、とりあえず民進党の代表選候補者に送って、誰かに政策に取入れてもらおうということになりました。森

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    watermaze 2016/09/06
    やはりトリプル安ではなく円高になるよね(そこかい!
  • 松尾匡のページ:また選挙が終わったので言いたいことを言う

    松尾匡のページ16年8月7日 また選挙が終わったので言いたいことを言う このところ、スマホをなくす(見つかった)とか、マイナンバーの通知カードをなくす(見つかった)とか、定期試験の監督にちょっと遅れるとか、毎日のように何か失敗してばかりいます。なんだかんだとやることが多くて、そこにちょっとプライベートな状況変化が加わって、いっこうに落ち着かないせいだと思いますが。 さて、近隣の研究者たちとちょっと共同の仕事をしようという話が出ていて、成り行き上、こないだの参院選挙の民進党の政策パンフの批判をしなければならなくなりました。当は、あんまり乗り気じゃないのですけど、そんなこと言っているわけにはいかない。 いやあ、去年あたりから自分でもずいぶんがんばったつもりだったんですよ。こんな経済政策では野党は選挙に勝てない。このままでは、安倍さんの思いどおりになってしまう。──と、なんとか参院選挙までに野

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    watermaze 2016/08/11
  • ギリシャの同志たちの声を聞け!

    松尾匡のページ15年2月2日 ギリシャの同志たちの声を聞け! うわぁーっ組合の副委員長の役がまわってきたーーっ! 我らが「さとーいーんちょ」から迫られたときの「学部の仕事が断れる」との殺し文句に負けてしまったわけですが、実際、ウチの経済学部は、学部長が副総長に転出したりといったことによる玉突き人事がいろいろあって、私よりずいぶん若い人が教授昇進のとたん副学部長がまわってきたり、役が終わったばかりの人がまた返り咲きさせられたり、なんだかいろいろとんでもない状態です。ただのこけ脅しとも思えず、陥落してしまったわけですが、こんなヘタレ・ヒヨリーマンに副委員長とかやらせて大丈夫なんかい。口げんかなんか最初から負けるとわかってるから人生でやったことないし。駆け引きの知恵とか一番頭が回らないテーマだし。組合の役なんて自分には一番合わない仕事だと思うのですけど。 ああ…今年は、しばらくシノドス連載が続い

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    watermaze 2015/02/03
    我が国の左派がアクセルとブレーキを両方踏んで、しかもその自覚がないという事例が二つ。
  • 選挙も終わったし言いたかったことを言う

    松尾匡のページ14年12月15日 選挙も終わったし言いたかったことを言う 12月7日の日曜日、「ベーシック・インカム勉強会関西」さんにお呼びいただいて、大阪の日橋にある「討論Bar"シチズン"」に講演に行きました。小さなカフェでしたが、一杯に集まって下さったみなさん、ありがとうございました。 お世話をいただいた高橋さん、司会をして下さった池田さん、放映やドリンクなどいろいろお世話をいただいた「討論Bar"シチズン"」のかたに、深く感謝いたします。 行く時に、例によってあらぬところから場所を尋ねる電話をかけて、関係者のみなさんをハラハラさせてしまってすみませんね。結局じゅうぶん間に合ったからよかったですけど。 まああいかわらずそんなのばっかりで、京都に住みはじめてもう八ヶ月以上ですけど、いまだに滋賀県の草津キャンパスに行くのに、間違えて湖西線に乗るのを繰り返しているし。前なんか、湖西線に分

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    watermaze 2014/12/15
  • 市民派リベラルのどこが越えられるべきか

    松尾匡のページ 07年12月25日 市民派リベラルのどこが越えられるべきか 【濱口先生のブログで】 前回のエッセーをアップロードしたら、間もなく、政策研究大学院大学の濱口先生がご自身のブログで取り上げて下さった。ありがたいことである。釈明みたいなものは、コメント欄でさせていただいているのでご覧いただきたいのだが、少し言い足りないところが残っていた。 そうするうちに、濱口先生のブログでは、次の二回のエントリーで、赤木智弘氏の新著『若者を見殺しにする国』へのご論評が掲載された(こことここ)。そうあの「希望は、戦争」と言った赤木氏である。濱口先生は彼のを実に明解に批評している。これを読んでとても考えさせられ、しかもそれが前のエントリーのコメント欄で言い足りなかったことと大きく関係しているので、よく考えを整理してこのコーナーに公表しなければならないと思った。 しかしいざ考え出すと議論がかなり大き

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    watermaze 2014/07/30
  • 左翼による個人主義批判は争点間違い - 松尾匡のページ

    松尾匡のページ 05年1月25日 左翼による個人主義批判は争点間違い 最近、イラク戦争以降の反米的時流のせいだろうか、左翼世界の中で反個人主義的な言説が流行りだしているように感じる。そのことが、ただでさえ憂なご時勢をますます憂にしている。 同じ反福祉主義の主張でも、アメリカ型保守の発想と日型保守の発想とは違うのだが、みなさんどれほどそのことを認識しておられるだろうか。 アメリカ型保守の発想は、「大草原の小さな家」である。未墾地を自分の力で耕し、自分の労働で収穫を得た。だからこれはオレのもの。どう使おうがオレの自由だから口出し無用。税金なんて出さないよ。たしかに個人主義なのだ。 しかし日型保守の発想は違う。福祉に金を出したくありませんという結論は同じなのだが、発想は正反対とも言える。つまり、「共同体のために貢献した者だけが報酬を受けることができる」という集団主義の発想なのである。だか

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    watermaze 2014/07/30
  • 自己責任! だから偉い!

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    watermaze 2014/07/30
  • イラク戦争と邦人拘束事件

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    watermaze 2014/07/30
  • 欧州左翼党の選挙綱領は中銀引受

    松尾匡のページ14年5月12日 欧州左翼党の選挙綱領は中銀引受 え~…まず一つ懺悔することがあります。 引っ越しに際して書類を整理しておりましたら、これまで長年の間、学会など様々なイベントの出欠問い合わせなどで返事を怠った返信用葉書などが、積もり積もって大量に発見されました。 もともと先方の費用で買ったものです。こちらとしては来お預かりしているだけの性格のものですから、換金して着服するわけにもいきません。 しかし、今さら出しても意味がありませんので、どこか書き損じ葉書を集めている団体に寄付しようと思いました。久留米でお手伝いしていた市議会議員の後援会には福祉系団体の関係者が多いので、適当な団体を知っているだろうと思って、後援会通信の編集用のSNSで問い合わせてみましたら、関係者の一人が、「ジョイセフ」というNGOを紹介して下さいました。「途上国の妊産婦と女性を守る」とのことです。 国際協

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    watermaze 2014/05/13
  • 執行残も貿易赤字も雇用拡大を止めない

    松尾匡のページ14年5月3日 執行残も貿易赤字も雇用拡大を止めない ひと月以上エッセー更新が止まりました。このかんに、新年度にあわせて九州から京都市内に単身赴任で引っ越してきて、生活が一変しています。 やっぱり片腎臓になったせいか、自己暗示にすぎないのかわかりませんが、かなり疲れやすくなった気がして、引っ越し作業やその後片付けは思った以上に手間取りました。そこに、波状攻撃で仕事が入ってくるのでとても自分の個人ホームページを更新する余裕はなかったのです。 ちょっとこのかんのことを思い出してみると… 前回のエッセーで、3月17日に退院して22日の卒業式に行ってきたまでは書きましたが、帰ってから、息子と自分の引っ越し準備が始まったわけです。といっても、この段階での主な仕事はこの十何年に溜まった(ものによっては三十年来の)書類を要るもの要らないものに仕分けることでしたけど。 そんな中、ひっこしの準

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    watermaze 2014/05/04
  • 小谷崇さんを追悼して都知事選挙について

    松尾匡のページ14年2月4日 小谷崇さんを追悼して都知事選挙について 2月1日に経済理論学会のメーリングリストで、政治経済研究所の小谷崇さんの訃報が届きました。1月29日、急性心不全のため逝去。享年85歳とのこと。 去年の経済理論学会大会に姿を見せなかったので、どうしたのかなという声はあったのです。しかし、私は小谷翁は不死身ということを当然の前提にしてきたので、深く気にかけないできたのでした。だから突然の報に、心にどう整理をつけていいか途方にくれています。 2012年の愛媛大学での経済理論学会大会の後の夜、小谷翁と八尾信光さんと三人で飲んだときの話を以前このエッセーコーナーに書きました。 そのときにも書きましたけど、今、経済理論学会(マル経の全国学会)で、大声で総需要拡大政策を唱えているのは、このときの小谷翁と八尾さんと私と、あとは「百年国債」の日銀引き受けを提唱されている岩下有司さんくら

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    watermaze 2014/02/04
  • 欧州左翼はこんなに「金融右翼」だぞ~(笑)

    松尾匡のページ12年11月24日 欧州左翼はこんなに「金融右翼」だぞ~(笑) やっぱり、内地留学生活が充実してやりたいこといっぱいで目移りして、エッセー更新とかしている暇はないのですが、そうも言ってられないと思って。 10月最初の週末に、マルクス経済学の全国学会である「経済理論学会」の全国大会が愛媛大学であったので、松山まで出かけたのですが、終了後の晩は、小谷崇翁と八尾信光さんと三人で連れ立って飲みに行く流れになりました。マル経学会の中では、総需要拡大策を一番目立って唱えているメンツなもので、やっぱりその点でのマル経界とか左派言論の現状へのグチで盛り上がる! 新自由主義も駄目だけど、ケインズ政策も駄目だとか言って、不況で苦しむ大衆に何の展望も示さないでいいのか。左派側が雇用拡大の展望を示さないかぎり、右翼が必ずその代わりを占めて支持を集めることになる。戦前ドイツ社会民主党のヒルファーデング

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    watermaze 2013/09/08
  • 新共著では共同体主義批判!

    松尾匡のページ13年6月7日 新共著では共同体主義批判! 今日のエッセーの目次 ■ 朝日カルチャーセンター講演と「新しいケインズ理論」 ■ 新共著『市民参加のまちづくり・グローカル編』でコミュニタリアン批判 ■ これからのリバタリアンの話をしよう ■ 朝日カルチャーセンター講演と「新しいケインズ理論」 何度かお知らせしましたとおり、6月1日には、経済理論学会の幹事会で上京したのにあわせて、「朝日カルチャーセンター」で講演いたしました。 この講演で間違いを一つ申しましたので謹んで訂正いたします。 リーマンショックのとき、スウェーデンでは大胆な金融緩和によって危機を克服しているのですが、このとき同国は社民党政権であったように言いましたけど、保守・中道政権への交代は2006年に起こっておりますので間違いでした。すでにこのときには保守政権になっていたのでした。 サイトでも、3月6日のエッセーで同

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    watermaze 2013/09/08
  • 円価値半減しても生計費増は12%

    松尾匡のページ13年9月7日 円価値半減しても生計費増は12% ◆円価値半減しても生計費増は12% 金融緩和に反対するいろんなハルマゲドン話がありますけど、中に「円暴落」ってのがありますよね。まあ掲げられている理由は「マネージャブジャブ出し過ぎ」だったり、国債暴落リスクで資金が海外に逃げ出すことだったり、いろいろしますが。 こっちからしたら、「円暴落だって、ヒャッハーそりゃいいや」って感想ですけど。輸出が爆伸びして、一気に好況になるでしょう。実際には「円暴落」なんて起こりませんけどね。 いったい円暴落の何が困るのか不思議ですけど、輸入インフレになるのが怖いらしい。 「基礎経済科学研究所」のメーリングリストでそんな議論がされていて、「ハイパーインフレ」になるという警告も出たもんですから、ほんとにそんなことになるかどうか、チャチャっと試算してみようと思いました。 それでやってみたのが、「アカデ

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    watermaze 2013/09/08
  • 今度は大阪哲学学校でリフレ論講演

    松尾匡のページ13年5月28日 今度は大阪哲学学校でリフレ論講演 前回のエッセーでお知らせしましたように、5月25日の土曜日は、大阪の豊中で「大阪哲学学校」の講演に呼ばれ、「アベノミクスをどう見るか──現代経済学におけるリフレ論の位置づけ」のテーマで、インフレ目標による不況脱却政策を説明してきました。 大阪哲学学校というのは、アソシエーション論で有名な田畑稔さんたちがお世話されている市民学習会です。関係者にはマルクス主義哲学中心にやってこられたかたが多いと思いますが、とりあげてきたテーマは、マルクス主義にこだわらず、ドイツ哲学全般やウェーバーやプラグマティズム等々、実に幅広いようにお見受けします。とはいえ、今の資主義体制に根源的な批判意識を持った左派的な立場にあることは間違いありません。現状の左翼空間の中ではインフレや金融緩和へのアレルギーが圧倒的なもとで、はたして「つるし上げ」の場にな

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    watermaze 2013/05/29
  • 共産党支持者の4割が内閣支持とかTENGA賞残念とか

    ※追記:下記、「共産党支持者の40.2%が安倍内閣支持」との調査結果が裏がとれていない件ですが、「はてなブックマーク」でid:hatesauyouyoさんからご教示いただきました。ありがとうございます。こちらに報道記事があります。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130224/plc13022420170010-n1.htm 民主党支持者も40.5%が安倍内閣支持なんですね。 そういえば、安倍さんが、ネトウヨの嫌韓言動を批判する発言をしましたけど、まあ選挙戦術的に当然ですね。今や自民党にとって、民主党はライバルではなくて、主要な脅威はハシスト党です。そもそも対民主党では景気問題一で勝てますし。そしたら、ハシスト党の言動を危ない極論と描き出して、それと比べたら我々は安心できるよとアピールするのが最適になります。民主党支持者からも「よりまし」で自

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    watermaze 2013/05/12
  • 岩田さんと黒田さんとスティグリッツさんの話

    松尾匡のページ13年4月8日 岩田さんと黒田さんとスティグリッツさんの話 楽しい楽しい内地留学生活もとうとう終わってしまい、また九州から滋賀県に通う生活が迫ってきています。 久留米市の自宅から九州大学の研究室までは、1時間半ぐらいかかるのですが、一回ある乗り換えはただ降りたホームでそのまま待っているだけだし、駅との間は家も大学もすぐなので、ほとんど運動になりません。こんな半年間を過ごすうちに、いつの間にかお腹が出てきていたのでした。 半年ずっと授業もないものだから、ズボンはゴムが入ったやつで過ごしてきたのでわからなかったのですが、先月卒業式も迫ってから、どれもこれもスラックスが入らなくて式に着ていく服がないことに気づきました。 でかける前夜切羽詰まってひっかきまわして、薄暗がりでやっと一入るスラックスを見つけて、これでなんとかごまかせると床についたのですが、朝起きて日の明かりのもとで見た

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    watermaze 2013/04/09