タグ

ブックマーク / www.iwate-np.co.jp (8)

  • シンガポールから大きな善意 陸前高田、宮古に2億円

    シンガポール赤十字社(SRC、ティー・トァバ会長)は、東日大震災被災地の陸前高田市と宮古市などに計約3億円を寄付する。2日は盛岡市内丸の県庁で陸前高田市などとの支援協力協定締結式を行った。支援は図書館や運動公園の整備費、奨学金として活用。今年国交樹立50周年を迎えたシンガポールの大きな善意が、復興の大きな力となる。 締結式にはSRCと陸前高田市の関係者ら17人が出席し、SRCのベンジャミン・ウィリアム事務総長が「シンガポールは日から多くの支援や仕事を受けてきた。温かい友好の印として支援したい」とあいさつ。 陸前高田市の山田市雄教育長や、奨学金運営を担う同市のNPO法人AidTAKATA(エイドタカタ)の村上清代表らが覚書に署名し、山田教育長が「シンガポールの皆さんに感謝する。市民が集い、くつろげる図書館をつくりたい」と謝辞を述べた。 県への寄付は▽同市立図書館の運営システム整備・書籍

    シンガポールから大きな善意 陸前高田、宮古に2億円
    waterperiod
    waterperiod 2016/02/06
    同市立図書館の運営システム整備・書籍費6600万円/同市の生徒の四年制大学進学奨学金4千万円/宮古市の宮古運動公園備品整備費1億円/宮城県南三陸町の図書館と七ケ浜町の児童保育館建設にも計約1億円
  • 【大槌】住民ら233人震災体験記録 公民館が聞き取り : 岩手日報・被災地ニュース

    大槌町赤浜地区の赤浜公民館は同地区の住民ら233人の震災時の証言をまとめた冊子「3・11大地震直後の軌跡」を作製し、20日から同地区で全戸配布を始めた。後世に震災の記憶を伝え、防災に生かしてもらうのが大きな目的。被災者への聞き取り調査は住民自らが行った。 「あ、やばい、死んでられない」と思った瞬間に、急にゴンッと止まって波がドーッと一気に引いていった-。 被災者の震災直後の体験が詳細に記されている。住民の避難行動を時系列に沿って落とし込んだ地図も掲載し、資料的価値は大きいとみられる。 調査は2012年11月から13年2月まで全3回行い、東京大大学院都市デザイン研究室の学生や教員らが協力した。住民の約1割に当たる93人が犠牲となった同地区。編集の中心メンバーで同公民館運営委の菊池公男委員長は「同じ住民だから聞くことができた生々しい話も多い。将来世代のために活字で記録を残しておくことが必要」と

  • 図書館再建に手を貸して 7月再開の陸前高田市

    東日大震災で被災した陸前高田市の市立図書館は、7月の仮設施設再開に向け、郷土資料提供やボランティアの協力を呼び掛けている。今月から図書の登録作業を始めたが、作業する人手の不足や非売品の貴重な郷土資料の収集が課題となっている。市の歴史継承と図書館機能の復活に、多くの支援の手が求められている。 同市高田町の市立図書館は震災で被災し、当時勤務していた館長ら職員6人が犠牲になった。貴重な郷土資料約6500冊を含む約8万冊の蔵書が失われた。 昨年は全国からの寄贈図書で移動図書館車を運行。今月から、同市竹駒町の竹駒地区コミュニティセンター敷地内の仮設市立図書館(プレハブ2階建て)で、再開準備を始めた。7月には、仮設施設の利用開始と移動図書館車2台の運行を目指す。 7人の職員が約5千冊の図書の登録作業を進めているが、汚れ防止や長く利用するためのフィルムカバー張りの人手が足りていない。ボランティアの協力

    waterperiod
    waterperiod 2012/04/13
    良く分かっていないのだけど、現在陸前高田に複数できているミニ図書館はあくまでボランティア団体の運営であり、市立図書館の復興計画とは別物って事なのだろうか?それともどこかできちんとリンクする予定なのか。
  • キャンプ場内に図書館開設 陸前高田、憩いの場に

    陸前高田コミュニティー図書室は7日、陸前高田市小友町のオートキャンプ場モビリア内に開設された。被災して失われた子どもたちや住民の憩いの場として、活用が期待される。 開館式には、建設を支援した団体や住民ら約70人が出席。まきを行いオープンを祝った。 支援団体のアジア南太平洋友好協会の河野太通(たいつう)会長は「支援が役立ち、喜んでもらえることがわれわれの喜びにもなる。有効に使い、一日一日を元気に過ごしてほしい」と励ました。モビリア仮設住宅自治会の千田勝治会長は「この恩を忘れることはない。一人でも多くの人が利用し、憩いの場としたい」と感謝した。 同協会は建設費2千万円を寄付。河野会長は、阪神大震災の被災者にも届けられたやすらぎ地蔵3体も贈った。 同施設は平屋建てで、床面積は約200平方メートル。漫画小説、絵、児童書など500冊でスタートし、徐々に増やす。開館時間は午前10時~午後4時。火

  • 年度内に仮設図書館 陸前高田、プレハブ2階建てで

    陸前高田市は同市竹駒町の竹駒コミュニティセンターの敷地内に仮設図書館を建設する。年度内のできるだけ早い時期の利用開始を目指す。仮設図書館はプレハブ2階建てで、1階(床面積約30平方メートル)を蔵書スペース、2階をの貸し出しなどを行う事務所にする予定。 24日は立教大(東京都豊島区)のボランティア11人が、市に寄せられた図書を保存している旧生出(おいで)小で、絵や図鑑など仮設図書館に置かれる予定のを種別ごとに分類する作業に当たった。 同市では約8万冊を蔵書していた市立図書館が津波で全壊。現在は支援団体が市内2カ所に図書館を開設し、移動図書館車も運行している。 【写真=図書を仕分けする立教大のボランティア=陸前高田市・旧生出小】

  • 「被災図書」20万冊 県内沿岸図書館、修復急ぐ

    Tweet 東日大震災の影響で泥や海水をかぶったり、流失するなどした県内沿岸の図書館の蔵書は少なくとも約20万冊に上ることが県立図書館などの推計で分かった。津波で施設が全壊したり、避難所に使用されるなど依然開館のめどが立たない図書館もある。県立図書館は関係機関と協力して「被災図書」の修復を進めるが、貴重な資料の流失もあるとみられ、文化的損害をどれだけ回復できるかはまだ見通せない。 県立図書館などによると、津波で壊滅した図書館の蔵書数などを基に被災した冊数を推計した。被災冊数が多いのは陸前高田市立図書館約8万冊、大槌町立図書館約5万冊、山田町立図書館約3万冊。建物が津波で壊れ、蔵書が流失したり、泥をかぶったという。 山田町立図書館の桜井俊雄館長(57)は「貴重な郷土資料は被害を免れたが、約4割の蔵書を失った。どのを失ったのか、まだ分からない状況」と声を落とす。 5月30日現在、少なくとも

  • 水没図書館から吉田家文書回収 陸前高田

    Tweet 歴史研究の重要資料として知られる県指定文化財「吉田家文(もん)書(じょ)」が、東日大震災による津波で水没した陸前高田市高田町の市立図書館から発見されたことが5日分かった。市職員らが回収し、盛岡市の県立博物館で「復元」が進められている。 吉田家文書が収められていた市立図書館2階の重要書庫は、津波で天井まで海水に漬かった。先月下旬、市職員や古文書研究者らが、木箱に入った吉田家文書の「定留(じょうどめ)」全95冊などを回収した。 泥や塩にまみれた文書は現在、県立博物館で水漬けにして徐々に汚れを落としている。今後、凍結乾燥などの保存作業を行う予定で、同博物館は「最善を尽くす」としている。 長らく大肝入(おおきもいり)として気仙郡を統括した吉田家に伝わる文書は、1750(寛延3)年から1868(明治元)年までの118年間に出された通達や触れ書きなどが、ほぼ完全な形で記録されており、

  • 津波研究者、九死に一生 大船渡の山下さん

    Tweet 「想像をはるかに超えていた。津波を甘く見ちゃいけない…」。大船渡市三陸町綾里の津波災害史研究者、山下文男さん(87)は陸前高田市の県立高田病院に入院中に津波に遭い、首まで水に漬かりながらも奇跡的に助かった。これまで津波の恐ろしさを伝えてきた山下さんですら、その壮絶な威力を前に言葉を失った。「全世界の英知を結集して津波防災を検証してほしい」。声を振り絞るように訴えた。 「津波が来るぞー」。院内に叫び声が響く中、山下さんは「研究者として見届けたい」と4階の海側の病室でベッドに横になりながら海を見つめていた。これまでの歴史でも同市は比較的津波被害が少ない。「ここなら安全と思っていたのだが」 家屋に車、そして人と全てをのみ込みながら迫る津波。映像で何度も見たインドネシアのスマトラ沖地震津波と同じだった。 ドドーン―。ごう音とともに3階に波がぶつかると、ガラスをぶち破り一気に4階に駆け上

    waterperiod
    waterperiod 2011/04/03
    この方の著書、一時的にamazonで品切。Googleブックスでさわりは読める。/今回この方が九死に一生を得た事に何かの「思し召し」を感じた。なおご出身地の綾里は明治三陸大津波でも最大被災地の1つ。
  • 1