一日警察署長を無事に勤め上げ、鋭い推理力と直観で難事件の解決にも貢献したアミちゃんはその後も警察署の署員たちの語り草となっていた。 taamori1229.hatenablog.com アミちゃんは一日署長を務めたその日、自由な時間を利用して署内を歩いていろいろな人と会話した。そこでのエピソードを記しておく。 アミちゃんは捜査1課の会議室に立ち寄ってみた。ホワイトボードに女性の写真が貼られていて一人がそれを指さしてながら発言した。 -この銀座のホステスが事情を知っているはずです。聴き込みに行きましょう。 アミちゃんは会議中のみんなに向かって言った。 -あ、そのホステスの人ならば知っていますよ。・・・アケミさんですよね? -あたりです!どうして知っているんですか? アミちゃんはふふふ、と小さく笑うとその場を立ち去った。 アミちゃんが鑑識の部屋に立ち寄ると、白衣の担当官が刑事と話をしていた。