ここでは今の仕事に関係することは書かないようにしているのだけれど、今回だけは特別許して欲しい。 IPv6化の第一歩 itojunさんが亡くなって早くも一年が経つ。私は彼とそんなに親しい間柄ではなかったのだが、亡くなる数ヶ月前くらいから連絡を再開するようになっていた。亡くなったことを知った日のブログにも書いたように、まさにある件でメールのやり取りをしていた最中だったので、ショックはかなり大きかった。あまり良く覚えていないのだが、Vint Cerfにすぐにメールしたのだけは覚えている。 彼がいなくなって、IPv6から少し距離を置いてしまっていた自分を恥じた。「IPv6原理主義者と呼ばれてもかまわない」などとだいそれたことを言っていた人間が転職してからトーンダウンするのはいかがなものか。もちろんミッションが異なるので、前と同じことは当然出来ない。ただ、それでも興味を持ち続けていることはできる。正