新型コロナ感染拡大で悪者にされがちな「若者世代」。自粛が求められているのに、カラオケしたり飲み会したりしている若者の姿を頭に浮かべて批判している人、多そうです。でも、本当に若者は他の世代と比べて、ガマンが足りないのでしょうか?(医療ジャーナリスト・市川衛) 【連載】わたしの中の #健康警察 新型コロナ禍のいま、「他人の健康行動」について、ついつい気になっちゃう人、増えているみたいです。「感染症をうつされないよう、身を守るのは当たり前だろ」という声も聞こえてきそうですが、「見ず知らずの他人」の行動にまでひとこと言いたくなってしまうというのは、不思議なことでもあります。医療ジャーナリストとして10年以上、取材/発信してきた私の中にもある、「他人の行動にひとこともの申したくなってしまう気持ち」。それを自分の中の #健康警察 と名づけて、考えてみることにしました。 第一回:なぜ他人の行動が気になる
![なぜ若者は悪者にされるのか? 背景には「格差」も #健康警察](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/48556afd6f5c3e6856269bebff4dfb35b1b0b636/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs3-ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fstorage.withnews.jp%2F2021%2F03%2F16%2Fd%2Faa%2Fdaa44ac5-l.jpg)