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  • 6月に去ったレジェンド②〜クラレンス・クレモンズ/マイケル・ジャクソンほか

    ★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第190回 6月に亡くなったレジェンドたちの中から、R&Bのレイ・チャールズ、モダンジャズのエリック・ドルフィー、「キング・オブ・ポップ」のマイケル・ジャクソン、そしてEストリート・バンドのクラレンス・クレモンズ……今夜は、彼らが遺した音楽と向き合う時間を過ごしたい。 あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから レイ・チャールズ『Genius Loves Company』(2004) 2004年6月10日に73歳で亡くなったレイ・チャールズの遺作は、多くのゲストとのデュエット作となった。レイと歌うのはノラ・ジョーンズ、ジェームス・テイラー、エルトン・ジョン、ナタリー・コール、ボニー・レイット、マイケル・マクドナルド、ウィリー・ネルソン、B.B.キング、グラディス・ナ

    6月に去ったレジェンド②〜クラレンス・クレモンズ/マイケル・ジャクソンほか
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    wfwf 2017/06/16
  • 54(フィフティ★フォー)〜NYに実在した伝説のクラブ「スタジオ54」

    『54(フィフティ★フォー)』(54/1998) 人はそこに住んでいる。 そこでダンスをする。 そこで酒を飲む。 そこで友達を作る。 そこでセックスをする。 そこでビジネスをする。 そこで眠る。 アンディ・ウォーホルは、自分が毎晩のように入り浸っていた“ある場所”についてそう語ったことがある。それは「スタジオ54」。ニューヨークのマンハッタンにあった伝説のディスコだ。 1977年4月26日にオープンした「スタジオ54」は、瞬く間にナイトライフを楽しむ人々の間で話題になる。出入りしたのはアート、ファッション音楽映画、文学といったカルチャーシーンのセレブリティをはじめとする高感度なゲストたち。 アンディ・ウォーホル、トルーマン・カポーティ、サルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、ルー・リード、デヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン、フレディ・マーキュリー、デボラ・ハリー、マイケル・ジャクソン、

    54(フィフティ★フォー)〜NYに実在した伝説のクラブ「スタジオ54」
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    wfwf 2017/06/14
    クラブカルチャーの原点!!
  • “洋楽初心者”を心から祝福してくれた80年代の『ミュージック・ライフ』

    ミュージック・ライフ(MUSIC LIFE)と歩んだ1980年代 「音楽格的に目覚め始めたのは?」と訊かれた時、多くの人は「中高時代かな」と答えるかもしれない。それまでTVのベストテン番組で「歌謡曲」や「ニューミュージック」に慣れ親しんでいた少年少女が、ある日をきっかけに「洋楽」に魅せられていく……これは現在のように、ネットやSNSでの情報収集やコミュニケーションがまだなかった時代の話だ。 「洋楽デビュー」のきっかけは1981年、中学1年の時のクラスメイト。音楽一家で育った彼は母親がピアノの先生ということもあり、みんながアイドルに夢中になっていた頃、すでにYMOやイージーリスニングを愛聴していて、仲良くなった自分にその魅力を話してくれたのだ。 次第に近藤真彦や松田聖子より、坂龍一やシャカタクの名の方がメジャーになっていった。ステレオの使い方、ギターの弾き方、テープのダビングのやり方を

    “洋楽初心者”を心から祝福してくれた80年代の『ミュージック・ライフ』
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    wfwf 2017/06/14
    こんな想いで作られていたとは知らなかった。
  • No.1アルバム数ランキング1945-2017〜72年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドは?

    「TAP the CHART」第77回 前回の「No.1ヒット数ランキング1890-2017〜127年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドとは?」に続いて、今回はアルバム編「No.1アルバム数ランキング1945-2017〜72年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドは?」をカウントダウン方式でランキングを発表していきたい。 Billboardが初めてアルバムチャートを発表したのは1945年3月。以降、チャートの規模は5〜10程度の小ささで、しかも不定期だった。毎週発表されるようになったのは1956年3月になってから。しばらくモノラルとステレオに分かれていた時期もあったが、1963年8月以降は再び統一されて現在に至っている。 それでは6枚のナンバーワン・アルバムを持つアーティストから順番に。最多は19枚だ。 ★6枚 ボン・ジョヴィ Slippery When Wet、New Jerseyな

    No.1アルバム数ランキング1945-2017〜72年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドは?
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    wfwf 2017/06/12
    資料性が高い!!
  • No.1ヒット数ランキング1890-2017〜127年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドは?

    「TAP the CHART」第76回 今回は「No.1ヒット数ランキング1890-2017〜127年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドとは?」ということで、カウントダウン方式でランキングを発表していきたい。 Billboardが初めて全米を対象にしたヒットチャートを発表したのは1940年7月。以降、チャートの規模は15〜30程度の小ささだった(それ以前の1890〜1939年はもっと小規模なチャートが存在していた)。しかも総合的なチャートはなく、ラジオやレコード販売などのチャートがバラバラに存在。それらを一つにしたのが50年代後半に登場した毎週発表される「HOT 100」だった。そんな経緯もあり、チャート的にはロックンロールが浸透した1955年を一区切りにする場合が多い。 まずはその1955-2017年。7曲のナンバーワン・ヒットを持つアーティストから順番に。 【アルバム編はこちらから

    No.1ヒット数ランキング1890-2017〜127年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドは?
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    wfwf 2017/06/08
    これは資料性が高い!! そして意外!!
  • 波音とアルバムジャケット・AOR編〜アンドリュー・ゴールド/ボズ・スキャッグスほか

    ★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第189回 夏の訪れを感じると部屋やドライブでそっと耳を傾けたくなるような、手に取って眺めているだけで波音が聞こえてきそうな、海が見えるアルバムジャケットをセレクト。今回は1970年代後半〜80年代前半に絶大な人気を誇ったAORから4枚。特定の世代にはたまらない音風景だ。 あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから アンドリュー・ゴールド『What’s Wrong with This Picture?』(1977) 海なんか見えないじゃないかと思ったあなた。窓の外をよく見てみよう。60年代の音楽に影響を受けながらも70年代のウエスト・コースト臭が強烈に漂う、1975年にデビューしたシンガー・ソングライターのアンドリュー・ゴールドのセカンド。作からは「ロンリー・ボー

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    wfwf 2017/06/07
  • ダイナー〜選曲が心地いいミッキー・ローク出演の1959年の青春グラフィティ

    『ダイナー』(Diner/1982) これまでコーナー「TAP the SCENE」ではたくさんの青春映画を取り上げてきた。子供の頃に親に連れられて観たファンタジーアニメや家族向け映画とは違い、低予算でリアルな青春映画は初めて自分の小遣いで映画館に出向いた“体験”であり、スクリーンに映っているのは等身大の“人生”でもあった。 大人になってもこのジャンルに思い入れがある人は少なくない。なぜなら、人には多感な時期(15〜24歳くらい)で接したカルチャー(映画音楽小説など)の影響が、他の時期に比べて強く残るからだ。それに思春期の中高生の“入口”としての青春映画には名作が多かった。 青春映画を見なおしてきた中でふと思ったことがある。それは、このジャンルは「時」と「場所」がとても重要な役割を果たしているということ。逆に言えば、それらを特定せずに秀逸な物語は描けないのだ。それは1950年代なのか

    ダイナー〜選曲が心地いいミッキー・ローク出演の1959年の青春グラフィティ
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    wfwf 2017/06/07
  • 1940〜50年代の人気歌手〜ジョー・スタッフォード/ドリス・デイほか

    ★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第188回 アメリカのポピュラー音楽が最も洗練され、成熟していたと言われる1940〜50年代には、数多くの歌手が活躍していた。1942年のシナトラの成功をきっかけにビッグバンドの専属シンガーたちが次々と独立してソロ活動を開始したのだ。それは当のソロ歌手時代が到来したことを意味していた。今回は40〜50年代を代表する女性歌手たちを紹介。日音楽業界や芸能史に与えた影響も計り知れない。 あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから ドリス・デイ『The Essential』 1922年のドリス・デイは現在95歳。生き続ける彼女こそ、アメリカ音楽とハリウッド映画テレビの真の伝説的存在だ。第二次世界大戦が終わった45年8月、この頃ヒットしていたのがレス・ブラウン楽団と専

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    wfwf 2017/06/01
  • ダーティ・ダンシング〜ダンスの躍動感や恋の歓喜が表現された伝説のオープニング

    『ダーティ・ダンシング』(Dirty Dancing/1987) 今から思えば、1980年代後半の日の若者文化(とりわけ都市圏の高校生/ティーン文化)は、まだまだアメリカの影響が色濃く残っていたと思う。信じられない話だが、「“白いアメリカ”の流行=クールだから真似てみよう」的なことが当たり前のように行われていた。特にファッション、メイク、音楽映画、スポーツ、飲店、遊び場など、“白いアメリカ”の存在価値は大きく、雑誌やTVがそんなムードを後押ししていた。 ちなみに90年代に入ると、今度は「“黒いアメリカ”がクール」という流れが起こり、渋谷のコギャルがエア・ジョーダンを履いた彼氏と一緒にヒップホップのCDを買いに行くなんてことも普通になった。 アメリカを後追いしなくなった=リアルタイム化したのは、インターネットやケータイが定着して“情報の先取り格差”がなくなり始めたゼロ年代以降のことだ。

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    wfwf 2017/05/31
  • ジャズ・ヴォーカルへの誘い②〜リー・ワイリー/ジュリー・ロンドンほか

    ★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第187回 1950年代半ば。ティーンエイジャーたちがロックンロールに熱狂していた一方で、都会の夜のサウンドトラックであるモダンジャズは全盛期を迎え、以後ジャズ・ヴォーカルの世界にも名盤が続々と誕生。LPが普及したことや洒落たジャケットデザインも見逃せない。ロマンティック&スインギン。大人の世界へようこそ。 あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから リー・ワイリー『Night in Manhattan』(1951) 印象的なジャケット写真がすべてを表現しているような、都会の夜と洗練された世界が刻まれた、素晴らしすぎるジャズ・ヴォーカルの大名盤。時にクール、時に優しく響くリー・ワイリーのちょっとハスキーな声。そこに流れるように絡んでくるトランペットやピアノ。こんな至

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    wfwf 2017/05/24
  • ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ〜あのマドンナを魅了した伝説のミュージカル

    『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(Hedwig and the Angry Inch/2001) 映画俳優をやったり、ブロードウェイの舞台にも立ったけど、あんまりパッとしなくてね。脚も幾つか書いてみたけど、どれも成功とは言えなかった……次第に自分の言葉で語りかけたい。書きたいという想いが強くなっていく中、「今度はロックンロールを舞台でやってみたい。ロックスターの物語を書きたい!」と思うようになったんだ。 ジョン・キャメロン・ミッチェルは自らのアイデアを知り合ったばかりのソングライター、スティーヴン・トラスクに話すと、二人はすぐに意気投合。スティーヴンが音楽監督を務めるNYのクラブ「スクイーズボックス」のパンクイベントで“初演”する。1994年のことだ。 それから数年の歳月を掛けてパフォーマンスを試行錯誤しながら、ジョンがストーリーと演技を、スティーヴンが作詞作曲に磨きをかけていく

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    wfwf 2017/05/24
  • 1955〜59年ヒットチャート&アーティスト総括(アルバム編)

    「TAP the CHART」第75回は、1955〜59年のアルバムチャートを総括。 【1955〜59年 TOP 20 ALBUMS】 *ランキングはBillboardチャートのデータをもとに作成。( )内はチャートピーク年。 ❶South Pacific / Soundtrack(1958)

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    wfwf 2017/05/23
  • 1955〜59年ヒットチャート&アーティスト総括(シングル編)

    「TAP the CHART」第74回は、1955〜59年のシングルチャートを総括。 【1955〜59年 TOP 20 SINGLES】 *ランキングはBillboardチャートのデータをもとに作成。( )内はチャートピーク年。 ❶Hound Dog/Don’t Be Cruel / Elvis Presley(1956)

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    wfwf 2017/05/22
    エルヴィスの破壊力!
  • シャイン〜ラフマニノフの難曲を弾き続けた実在する天才ピアニストの奇跡

    『シャイン』(Shine/1996) 「若いピアニストにとって、ラフマニノフに挑むのは危険な行為だ。気が狂って廃人になる」 長年、クラシックを聴くたびにこんな台詞が頭の中にまとわりついてきた。一体どこから仕入れてきたんだろうか。音大出の友人から? それとも何かの文献? 『シャイン』(Shine/1996)を久しぶりに観て謎が解けた。この映画だ。 オーストラリア出身の実在のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた『シャイン』には、「ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番」が強迫的な存在として使われている。メランコリックな叙情性に覆われた世界一難しい大曲として知られるこの協奏曲は、近代ロシアの偉大なピアニストであり、作曲家でもあったセルゲイ・ラフマニノフが1909年に作曲したもの。 1873年生まれのラフマニノフは1917年の10月革命の後にスイスに亡命。それから渡米してアメリカを第2の故

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    wfwf 2017/05/17
  • 1960年代ヒットチャート&アーティスト総括(シングル編)

    「TAP the CHART」第72回は、1960年代のシングルチャートを総括。 【1960s TOP 20 SINGLES】 *ランキングはBillboardチャートのデータをもとに作成。( )内はチャートピーク年。 ❶Hey Jude / The Beatles(1968)

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    wfwf 2017/05/17
  • バニシング・ポイント〜スピードに取り憑かれた男たちは、いつも人のために嘆こうとした

    Home TAP the SCENE バニシング・ポイント〜スピードに取り憑かれた男たちは、いつも人のために嘆こうとした - TAP the POP 『バニシング・ポイント』(Vanishing Point/1971) スピードに取り憑かれた男たちがいる。真っ先に思い出すのは、アイルトン・セナ。自動車レースの最高峰F1を「感動的な人生ドラマ」に変えた人。有名なのは、過去のチャンピオンに比べてレース中に接触回数が多すぎると“危険なドライバー”の烙印を押された時、彼は権威に対してこう言ってのけた。 レーサーであれば、そのようなリスクを負うのは当たり前だし、相手のスキをついて仕掛けなくてはレーサーの資格はない。自分は勝つために走っているのであって、ポイントを稼ぐためじゃない。反対する者もいるけど、これからも自分のやり方で走り続ける。 従来のスポーツヒーローにはない魅力を放っていたセナは、1994

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    wfwf 2017/05/10
  • 2000年代ヒットチャート&アーティスト総括(シングル編)

    「TAP the CHART」第70回は、2000年代のシングルチャートを総括。 【2000s TOP 20 SINGLES】 *ランキングはBillboardチャートのデータをもとに作成。対象は2000〜2010年。( )内はチャートピーク年。 ❶We Belong Together / Mariah Carey(2005)

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    wfwf 2017/05/09
  • 5月に去ったBLUES&JAZZマンたち〜B.B.キング/チェット・ベイカーほか

    Home TAP the COLOR 5月に去ったBLUES&JAZZマンたち〜B.B.キング/チェット・ベイカーほか - TAP the POP ★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第184回 5月に亡くなったレジェンドたちの中から、ブルーズマンとジャズマンたちを。B.B.キング、ジョニー・ギター・ワトソン、チェット・ベイカー、フランク・シナトラ……今夜は、彼らが遺した音楽と向き合う時間を過ごしたい。 あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから B.B.キング『Six Silver Strings』(1985) チョーキングを主体とする泣きのスクィーズ・ギターとゴスペル的な感覚のこぶし回し(メリスマ)でシャウトする歌唱で、50年代にモダン・ブルーズの新時代を築き上げたキング。年間平均330回公演とい

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    wfwf 2017/05/03
  • シング・ストリート 未来へのうた〜80年代にMTVを見つめバンドを組んだ人たちに捧ぐ

    『シング・ストリート 未来へのうた』(Sing Street/2016) 1981年8月1日、午前零時過ぎ。『Music Television』(以下MTV)の放送がスタートした時、80年代の音楽シーンは幕開けたと言えるかもしれない。前年にはジョン・レノンが逝き、この年にはストーンズが史上最大規模の全米メガツアーを開始。かつて反体制の象徴だったロックスターたちは、遥か遠い世界に去ってしまった。それで充分だった。 “見えるラジオ”をコンセプトにした音楽ビデオを24時間流し続けるプログラムの登場は、アメリカやイギリスの若い世代の間に漂う空気を次第に変えていく。特に広大なアメリカではMTV観たさにCATVの加入が急激に伸び、その動きは田舎町から都市へと広がった。 音楽ビジネスやマーケティングももちろん変わった。レコード会社にとってMTVは、新たなプロモーションメディアに位置づけられた。売り出した

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    wfwf 2017/05/03
  • ジャズ・ヴォーカルへの誘い〜フランク・シナトラ/ジューン・クリスティほか

    ★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第183回 1950年代半ば。ティーンエイジャーたちがロックンロールに熱狂していた一方で、都会の夜のサウンドトラックであるモダンジャズは全盛期を迎え、ジャズ・ヴォーカルの世界にも名盤が続々と誕生。LPが普及したことや洒落たジャケットデザインも見逃せない。ロマンティック&スインギン。大人の世界へようこそ。 あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから フランク・シナトラ『In the Wee Small Hours』(1955) ジャズ・ヴォーカル史に輝く永遠の失恋名盤。フランク・シナトラのキャピトル時代の最高傑作だ。真夜中の静寂に漂うブルーな声。このムードを表現できる歌い手はいるかもしれないが、その舞台となる都会の風景までも完璧に見せてくれる歌い手は当時シナトラ以外に

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    wfwf 2017/04/26