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2008年2月24日のブックマーク (3件)

  • ソーシャルブックマークによる本をめぐる語り合いの復活 - GAZNAK blog

    高校生の時、の背表紙の裏には貸出管理カードがあって、そこにを借りる時、名前を書くことがルールでした。なにかのきっかけで、読んでみたい、でもきっとあまり周りの人は手にとっていないだろうな、というに、予想通りまっさらの貸出カードがあったときは、僕がの中にある世界の“地図”を埋めていくんだ、と特別な気持ちになったことを思い出します。 一方で、手にとったで、あまり他の誰かが読んでいることを予想していなかったもので、1人だけ、とか貸出カードに名前が書いてあるものを見つけたとき、その人への関心を持つと共に、妙に、その人とそのの世界を共有しているという、特別の間柄を感じたことも記憶しています。 そうした、の共有については、かなり個人的な体験の一部だった高校生の頃を過ぎ、大学に入ると、読んだについてあれこれ話すというコミュニケーションがあることを知りました。これはとても新鮮でした。との出

    whalebone
    whalebone 2008/02/24
    「気になるあの人はいったいどんな本を読んでいるんだろう」
  • わかりやすさは、ただの表現技術の問題ではないのだ。

    (『ダ・カーポ』(2002 年 4 月, ダ・カーポ)p.21) 山形浩生 いま、日はいろんなところで閉塞感がただよっている。それは各種の領域で、人々が自分のことば世界に閉じこもっているのも一因だ。官僚は官僚語だけで話し、そこから出てこようとしない。外交コミュニケーションの下手さ加減は言うべきにも非ず。オープンなはずの学問の世界まで、変な学閥と権益でタコツボの巣窟だ。それじゃあダメだ。これはすべて、極端な話、わかりやすい説明ができないことからきている。同じことばで、同じ中身が何百回も繰り返されるだけで、それがだんだん腐り、あるいは縮小均衡に陥る――もういたるところで見られる現象だ。もうちょっと各領域に、自分のなわばり外に対してわかりやすい説明のできる人がいれば、これはだいぶ変わるだろう。そう思わないだろうか。そこからもっと何か新しい芽も出てくるだろう。 わかりやすい説明なんて簡単だ。単に

    whalebone
    whalebone 2008/02/24
    「型そのものよりそれをどう変奏するかに意味がある。~それは同時に、自分自身が理解し直すプロセスでもある。」
  • 再生可能エネルギーは補助金次第のバブル

    (The Economist Vol 381, No. 8504 (2006/11/18), "Tilting at windmills" pp. 72-74) 山形浩生訳 (hiyori13@alum.mit.edu) クリーンエネルギー商売は次の投資ブームになりつつあるけれど、リスクがあまりに軽く見られている。 ごく最近まで、ベンチャー資家たちは情報技術の大将たちのご用聞きに忙しくて、自分たちのような「ヒッピーもどきのエコロ連中」なんぞで時間を無駄にしたりはしなかった、と太陽光ビジネスで 30 年のベテラン、チャーリー・ゲイは回想する。でもいまやエコロ連中が上り調子で、IT長者たちはクリーンエネルギー技術投資に精を出している。 その一人がシリコンバレーの有名な投資家ヴィノッド・コスラ (Vinod Khosla) だ。かれは次の大きな山はエタノールだと旗を振っている。ゲイ氏が働くアプ