建築士を取り巻く最近の状況 21世紀、多様化した社会 + I T時代と言われている。一見、便利な世の中、数多くの情報が気楽に手に入る状況なのだが、建築を学ぶ学生や初心者は、意外と基礎的な事を知らないでいる。私の学生時代を振り返ってみると、建築の授業をうけても、美術館や博物館の設計課題をやっても、実際の建築に触れる機会が少なく、現実感が伴わないので、建築の肝心な基礎知識はなにかを発見することは難しかった(今でも教育の変革は、されていない)。卒業して実務に接し始めると、構造体のしくみや現場の事を知らないと通用しないことが解ってくる。(実施設計図が全く描けない状態に陥る。)そして、現場から学ぶ事の大切さを知る。「仮設」や「通り芯」の意味を知る事は、その典型と言っても過言ではないだろう。建築現場をじっくり見ていると、ひとつひとつの物が段階的に組み合わさり、ものが作られていく事が解ってくる。寸法違
クロソイド曲線がわが国で初めて導入されたのが国道17号線の三国峠であったことは以前から知っていましたが、その記念碑を昨日訪ねてみました。関越道月夜野ICを降りて国道17号線を北上します。 関越道が開通して新潟が近くなりましたが、昨日は土曜日で高速料金が割引になったこともあり国道は大変空いていました。赤谷湖を右に見て曲がりくねった道を辿ると、三国トンネルの入り口が見えます。国道の左側に国交省の施設があり駐車出来るスペースがありました。ここに来たのは25年ぶりでしょうか。6月も終わり頃、XCスキーを担いでトンネルの脇から稜線に上がり、シャクナゲを見ながら平標山の残雪でスキーを楽しんだのです。 お目当ての「クロソイド曲線碑」は直ぐに見つかりました。想像していたよりずっと大きく、クロソイド曲線広場の中央に鎮座しているのです。 右手にはテーブルとベンチさえあります。記念碑は大きな赤御影で、表面に曲線
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く