薄明の空に尾を引く“ほうき星”、ネオワイズ彗星が見ごろを迎えています。日本から見える彗星としては近年にない明るさで、観測条件の良い場所からはその姿が肉眼で見えるほどになっています。 今夜は穏やかな天気となった関東地方の一部で、ネオワイズ彗星が観測できた所があるようです。 ネオワイズ彗星は今年3月に発見された彗星で、7月頃に明るくなるのではないかと予想されていました。今月はじめに太陽に最も近づき、そこで崩壊せず生き残って、実際に明るい姿を見せることになりました。 7月中旬以降は日没後の北西の空に沈みゆくネオワイズ彗星を見ることが出来るようになります。 日没後のネオワイズ彗星の高さは、日を追うごとに高い位置となって観測しやすくなるものの、彗星の明るさはこの先徐々に低下するためだんだんと見付けづらくなる予想です。 また北海道など北の地域では「周極彗星」と呼ばれる状況になっていて、夜中に北の空の低
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