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2021年5月31日のブックマーク (2件)

  • 本屋を失った街に三省堂書店が現れた日―北海道の留萌ブックセンター(上)

    人口2万5千人の留萌市から屋が消えたのは2010年12月。それから7カ月後、人口30万人以上でないと出店しないルールを持つ三省堂書店が出店した。それはどうしてだったのか。 4月だというのに、その日は雪がちらついた。地元の人は5月の連休が明けるまではスタッドレスタイヤを外さないという。ゆったりとした坂道を登りつめると、眼前に日海が広がる。北海道の西端にある留萌の海岸からは水平線の下へと沈むまん丸で真っ赤な夕陽を見ることができる。 留萌の坂道 美しい地名はルルモッペ(=潮の静かに入るところ)というアイヌの言葉に由来する。明治期ににしん漁により港町として留萌の地が拓けた。炭鉱業も栄え、1910年には留萌線が開通、続いて1932年には留萌港が竣工した。 昭和の頃、正月ともなると、新年を祝う人たちがこの坂道をぎっしりと埋め尽くしたものですよ。 タクシーの運転手が問わず語りに聞かせてくれた。通り

    本屋を失った街に三省堂書店が現れた日―北海道の留萌ブックセンター(上)
  • 銅価格が急騰、相場安定が喫緊の課題に

    江西省貴渓市にある江西九星銅業有限公司の生産ライン(2018年11月3日撮影)。(c)Xinhua News 【5月30日 Xinhua News】一部の大口商品(コモディティー)は今年以降、価格急騰が続いており、幾つかの品目では、連続で過去最高値を更新している。ロンドン金属取引所(LME)の銅価格は今月7日、2011年につけた1トン当たり1万184ドル(1ドル=約109円)の最高値を更新。10日には一時、1万747・5ドルの史上最高値をつけた。上げ幅は昨年の最安値の2・5倍、年初からは最大で37・5%となった。24日は9983ドルで取引を終えたものの、依然として歴史的高水準で推移している。 銅は重要な基礎的原材料であり、中国は世界最大の銅消費市場だが、国内資源は十分でなく、毎年大量の銅鉱・銅を輸入する必要がある。銅価格の高騰は、川下の銅消費企業の急激なコスト上昇を招き、正常な生産・経営活

    銅価格が急騰、相場安定が喫緊の課題に