「ろしあ亭」の調理場で取材に応じるオーナーの北市泰生さん。店の名物である白いビーフストロガノフを準備していた=東京都千代田区神田神保町で2023年10月24日午後4時2分、平塚雄太撮影 東京・神保町のロシア料理店「ろしあ亭」は10月31日、閉店する。ファンに愛され続け、新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けながらも営業を続けたが、28年の歴史に幕を閉じる。一方、オーナーは「まだ気力はある」として、新たなスタートを切るという。【平塚雄太】 ロシア人らの交流の場にも <色々な波がありましたが、皆様との奇跡な出会いで嬉(うれ)しい楽しいの積み重ねでやってこられました。本当にありがとうございました。世界の平和を願います> ろしあ亭は20日、X(ツイッター)で閉店を発表。ファンの投稿が相次ぎ、営業最終日までディナーの予約が埋まった。告知から4日後、記者は調理場で仕込み作業をする