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ブックマーク / amiyoshida.hatenablog.com (4)

  • 世界はあなたのためにはない - 吉田アミの日日ノ日キ

    花森安治の「一銭五厘の旗」に収録されているエッセイの一つ。これは「暮らしの手帖」の編集に在籍していた林澄子さんの死を偲んで書かれたものだ。昨晩、思い立ってここのサイトのレイアウトを変更し、文字を読みやすくするよう工夫した。前のレイアウトだとどうしても、字が間延びしてしまって読みづらかったのだ。読みづらいせいで更新する気もどんどん失せ生命力が枯渇してくるような気がしてきたので、このエッセイの一文から、引用させてもらった。何故か。 この追悼文を私はとても好きだからだ。 死者への悲しみがあり、慈しみがあり、感謝があり、そして、彼女は死んでしまったけどその志は受け継ぐかも知れない「この春、学校を卒業する若い女のひとのために」へ宛てられる。彼女の生き方や仕事への取り組み方についてどうだったのかを丁寧に書き綴りながら、ラクに生きようとする若者……ここでは結婚を永久就職として人生を軽んじる考えに疑問を投

    世界はあなたのためにはない - 吉田アミの日日ノ日キ
  • 罵倒芸というのがあるらしい。 - 吉田アミの日日ノ日キ

    罵倒芸というのを考えるとこれ関西のボケツッコミのコミュニケーションに近いように思う。相手から自分の聞き出すためにわざと罵倒し、誘導するというやり方のようだ。 この罵倒芸を習得するには… 自分の芸(キャラ)を確立し、この人はこういう人なんですよと意思表明を表しておく。 罵倒した相手をただ貶めるのが目的ではない。 罵倒なれしてる。 同じ立ち位置で物言いがしたいと願う。 自分をオチに出来る。 相手側からも適宜ツッコめる余地を残す。 一回、絡んだ相手の反応に最後まで付き合う。 絡む相手のことを知りたいと思っている。 感情の部分を逆なでしつつも実は相手に逃げ道を用意する。 相手のことをかまってしまうのは愛があるからだと自覚している。 相手の立場を想像する。 嫌われる覚悟がある。 わかってくれる人だけわかってくれればいいと思っている。 そう考えると一連のJR西日のマスコミの対応は罵倒であって罵倒芸で

    罵倒芸というのがあるらしい。 - 吉田アミの日日ノ日キ
  • 料理のコツは愛情ではない - 吉田アミの日日ノ日キ

    昨日、人にインタビューしてたので夜寝たのが夜が遅く、21時くらいから死ぬほど眠くて、私など睡眠障害気味だから眠りが阻害されることがこの上なく苦痛なため、気を失うみたいに眠って、ふと起きたら夜中の3時過ぎであった。どうせなら朝まで眠って快調な日を送りたかったが無駄。仕方がないのでこんな夜更けに目覚めている誰かを探すみたいにネットを巡回していると、2006-11-05 - matakimika@d.hatenaの文章に出会い頭出合って、唸る。名文なんですけど…! もともと名文が多いサイトですが、男の無力感を言語化したら右に出るものいないなあーと。小説でも読むような気分で読んでしまった。ので、みなさんも読むように。 ところで、料理ができないことを嘆く30男&女にアドバイスするならば、その答えは簡単。自分はダメだと落ち込んだ瞬間が変わり時。今後の健康のこととか考えると料理の一つでもできるようになっ

    料理のコツは愛情ではない - 吉田アミの日日ノ日キ
  • コミュニケーションスキルの高い人間は - 吉田アミの日日ノ日キ

    あらゆる場所であらゆる人間関係、初対面な人の中で会話や話題の糸口を探り出し、盛り上げることの出来る人間。最近の風潮でコミュニケーションスキルが低いと言われる人に対して風当たりが強いけど、実際、全員がコミュニケーションスキルが高くなると気でウザイので低い人は低くてもそのロレアルその価値はある。むしろ、コミュニケーションスキルが高いと自分で思いこんでいるようなお調子者ばっかりそろう場で影を潜める方が目立つというもの。 問題なのは相手に対する侮蔑でそりゃあ相手のことを心の中でバカにしていたらそういった態度は自然と表層に滲み出てくる。わざわざ自分のことを嫌いそうな人間にまで近寄っていくお人好しはこの世にそうそういないだろう。男女差別であれ、容姿差別であれ、老若差別であれ、その場に相手に対する払拭できない憎悪がなければけっこううまくいくような気がする。要するに自分が/を嫌いな人とは仲良くなれないと

    コミュニケーションスキルの高い人間は - 吉田アミの日日ノ日キ
    whalebone
    whalebone 2006/10/05
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