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ブックマーク / hpn.hatenablog.com (3)

  • 「ターコイズフリンジ」が見える仕組み - 星のつぶやき

    の時に見られた「ターコイズフリンジ」ですが、話題になっている一方で、これが見られる理由についてかなり不正確な情報も出回っているようです。そこでこれを含め、月の時に見られる「色」についてざっくり解説してみようと思います。 なお、私自身は理系のくせに物理がそれほど得意ではないですし、かみ砕いた分、説明が簡略化されすぎたり、厳密性に欠ける部分はあるかと思いますがご容赦ください。 また、明らかな間違いを発見された場合はご指摘いただけると助かります(^^; 皆既月時の赤銅色 皆既月は月が地球の影の中にすっぽりと入ってしまう現象ですが、先日見られたとおり、皆既中の月は赤黒い色をしています。これは、地球の濃い大気が原因です。 月の際、太陽の光は地球に遮られて直接月までは届きません。もし地球に大気がなければ、月時に地球の影となった部分は真っ暗になって何も見えないはずです。ところが、地球には大

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  • 東京都心で分子雲! - 星のつぶやき

    こちらに書いたように、先の金曜の夜、職場での飲み会終了後にいつもの公園に出撃してきました。 この夜の命はオリオン大星雲。撮るだけなら都心からでも簡単に写る冬の定番だけに、私も望遠鏡購入直後からたびたび撮っている被写体です。自分の撮影技術、画像処理技術がどこまで上がったかのベンチマークになっています。 一番最近に撮ったのは2015年の12月のこと。「都会の天文ファンに勇気を与える作例」とのコメントつきでボーグのブログでも紹介され、都心で撮影したものにしてはよく撮れたと自負しています。しかし当時に比べれば、淡い天体を撮影・処理する上での経験、ノウハウもたまってきていますから、今ならさらに上を目指せるはずです そこで今回は「自分史上最高のオリオン大星雲@東京都心」を目指すつもりで臨みます。 この夜は透明度が大変によく、渋谷・新宿から10km圏内という東京都心のこの場所でも、深夜には3.5等くら

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  • 星のつぶやき

    先日から書いていた先週金曜の夜の話は、ようやくこれでひと段落付きそう。今回はこの夜の「命」についてです。 先述したとおり、この日はSQMの計測と「ブラックミスト プロテクター」の試写を先行して行い、「命」の撮影は20時ごろからとなりました。 狙うはふたご座とこいぬ座の境界付近にある惑星状星雲、「メデューサ星雲」*1ことAbell 21です。 聞けば「表面輝度が非常に低い」とのことでしたが、Digital Sky Surveyの画像を見る限り、少なくともHαの領域は比較的明るくて写りやすそう(写真左上の円内)。とはいえ、別の狙いもあるので、ここはL-Ultimateを用いてガツンと長時間露出をかますことにします。 子午線を超えて2時ごろまで撮影した後は、恒星の色を捉えるためにフィルターを光害カットフィルターであるLPS-D1に交換し、小1時間ほど撮影。3時以降はSN 2024gyの撮影に

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