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ブックマーク / kynari.hatenablog.com (3)

  • 野村幸一郎『京アニを読む』 - ぽんの日記

    書の著者は近代文学の研究者。執筆時の肩書は京都橘大学教授となっている。 京アニを読む (新典社新書) [ 野村幸一郎 ] ジャンル: ・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 1,080円 冒頭の記述に気を引かれたので引用しておく。 ・・・(略)・・・三〇年前、(差別的な意味での)「マンガ」と馬鹿にされていた村上春樹は今や日を代表する「純文学」作家になってしまい、ノーベル文学賞候補の常連と目されるようになった。・・・・・・/それはともかく、このような村上春樹の「大化け」は私たちを一つの仮説へと導くことになる。それは「今はマンガのように見えている物語もひょっとしたら三〇年後、大化けとまではいかないにしても小化けくらいはするのではないか」という仮説だ。 通俗小説とバカにされていた村上春樹が純文学の旗手とみなされるようになったように、アニメやラノ

  • 出版とその時代性 - ぽんの日記

    出版の歴史を語るのはとても手に余るが、折角だから「文庫・新書の創刊のことば」を、辿って感じたことを記しておく。 その前に 啓蒙、解放、大衆化 混迷、激動、さまよえる現代人 情報化 児童書 武器、実践としての知 古典、原点回帰 「文庫・新書の創刊のことば」が気になる人は、先に以下を kynari.hatenablog.com その前に 前提的なことも少し述べておいたほうがいいかなという気もする。 「文庫・新書の創刊のことば」を眺めるのに少々ハマっているのだけれど、当然ながらすべてのレーベルに目を通すなんて出来ていない。 小学館とか集英社とか、巻末に創刊の辞が載ってないのも多い。 雑誌については完全スルーしている。 日の出版社は「雑高書低」と長らく言われてきたが、そうなったのは1976年以降のことだ。高度成長期のあと、格的な消費社会が訪れてからということか。 ただし、「雑高書低」だからとい

    出版とその時代性 - ぽんの日記
  • 文庫・新書の創刊のことば - ぽんの日記

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