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ブックマーク / realsound.jp (7)

  • Z世代に「オールドコンデジ」なぜ流行? 秋葉原のカメラ専門店で聞いてみた

    Z世代を中心に勢いを増している“オールドコンデジブーム”。30代の筆者にとって、コンデジは学生時代を彷彿とさせる懐かしい存在だ。だが、その懐かしさを知らない世代の若者のあいだで、なぜかいまコンデジが流行している。 流行の火種は、TikTokやInstagramといったSNSだ。アプリ内で「デジカメ」「コンデジ」といったワードを入力すると、写真だけではなくオールドコンデジの入手方法や設定の仕方、画像の取り込み方法まで紹介されている。 今回は、オールドコンデジのコーナーを店内に設置している、中古カメラ専門店『2nd BASE』を訪ね、いまのコンデジブームについてどう感じているのか、現場の目線で語ってもらった。また、具体的にはどの機種が人気なのか、レトロな仕上がりで撮影できる方法やコツについても教えてもらった。 音楽業界まで広がりを見せるオールドコンデジブーム 『2nd BASE』は、秋葉原の高

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  • 目指すのは「オタク向けmixi」「平成のインターネット」……? ユーザー爆増の純日本産SNS『Misskey』開発・運営インタビュー

    目指すのは「オタク向けmixi」「平成のインターネット」……? ユーザー爆増の純日SNSMisskey』開発・運営インタビュー この1年、『X(旧・Twitter)』に大きな変化が起きている。イーロン・マスクによるTwitter社の劇的な買収劇にはじまり、サードパーティアプリの停止、APIの有料化、名称変更、大量のユーザーアカウントを停止する“凍結祭り”など、これまで恩恵を享受してきたユーザーにとってネガティブな出来事も多く、こうした事件が起きるたびに「ポスト・ツイッター」について議論がなされてきた。 個人的にもXに変わるテキストSNSの動向は注視しており、Meta社が公開したテキストSNS『Threads』のレビューや、『Mastodon』に代表される分散型SNSを取り巻く状況についても都度レポートしている。今回は分散型SNS、『Misskey』の開発を行うsyuilo氏と同サービ

    目指すのは「オタク向けmixi」「平成のインターネット」……? ユーザー爆増の純日本産SNS『Misskey』開発・運営インタビュー
  • アニメ『プラネテス』は一生の財産にもなりうる作品だ Eテレでの再放送開始に寄せて

    テレビアニメ『プラネテス』がNHK Eテレにて1月9日より、毎週日曜19時から再放送される。今でもアニメファンから絶賛の声が寄せられ、名作と呼び声高い作品が全国に再放送されることは、放送時から毎週楽しみにしていたファンである筆者としてもとても喜ばしい。今回は『プラネテス』が高く評価される理由について簡単に紹介していきたい。 『プラネテス』は、幸村誠による1999年から2004年にかけて連載された全4巻の同名の漫画作品が原作。2003年にテレビアニメとしてが放送された。監督は『スクライド』や、今作の後に『コードギアス 反逆のルルーシュ』や、また2022年には『ONE PIECE FILM RED』の監督を務めることも発表されている谷口悟朗が務めている。制作スタジオはガンダムなどのロボットアクションの印象も強いサンライズが務めており、ロボットバトルのない作品の制作を担当したことも話題を集めた

    アニメ『プラネテス』は一生の財産にもなりうる作品だ Eテレでの再放送開始に寄せて
  • 渡辺あやが描く“あるがままの敗北” 『ワンダーウォール』の“続編”とも言える『ここぼく』

    土曜ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK総合)は名門大学の広報マンが数々の問題に巻き込まれていくブラック・コメディ。全5話のうち2話までが放送された。とても骨太ながら、手触りは柔らかく、ユーモアもふんだんなそれは、悲しくも美しき敗北の物語でもあった。 テレビ局のイケメンアナウンサーであった神崎真(松坂桃李)は、「何も言えないですねえ」と問題あることを何も言葉にすることなく曖昧にしてお茶を濁すことで好感度を保っていた。AIじゃないかとまで言われていた彼が、若手イケメンポジションとしてはもう若くなく、ベテランポジションに届くこともなく、進退に悩んでいたところ、学生時代の恩師・三芳教授(松重豊)が総長になった名門・帝都大学の広報にスカウトされ、転職する。 大学は経済的に困窮していて、学費を上げるため大学の好感度をあげたい。そのためにも調子のいい広報が必要だった。余計なことを言

    渡辺あやが描く“あるがままの敗北” 『ワンダーウォール』の“続編”とも言える『ここぼく』
    whalebone
    whalebone 2021/05/22
    『いろいろな意味にとることができる言葉を悪用する人たちがいる』
  • 『鬼滅の刃』はなぜ「完結」したのか 物語の続け方/終わらせ方を考える

    どうしたら『鬼滅の刃』の連載は続くのか? ジャンプ誌でクライマックスを迎えようとしていた2020年の春頃は、ネット上でそんな妄想やネタがよく繰り広げられていた。 特に比較されやすかったのが、「吸血鬼(鬼)退治」や呼吸法など、多くの共通点の見付かる『ジョジョの奇妙な冒険』の第1~2部だった。確かに「ボスキャラ交代」や「主人公交代」を利用した作品寿命の延長は、『DRAGON BALL』と並んで少年漫画の王道であるようにも思える。 主人公と敵勢力の交代が行われた『ジョジョの奇妙な冒険』5巻 連載中は「鬼舞辻無惨がラスボスで終了」なのかすら読者には判断不可能だったが、結果として2020年5月に最終話が掲載。ジャンプ漫画としては完結するのが早かった……というイメージが独り歩きしがちかもしれないが、ちょうど23巻で大団円を迎えたジャンプ作品なら『封神演義』(96年~)や『ヒカルの碁』(99年~)、『

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  • 『心の傷を癒すということ』からにじみ出るつくり手たちの誠意 2020年の私たちが考えるべきこと

    いいドラマをつくる上で大切なのは、「誠意」なんだと思う。 扱う題材に対して。自分たちの表現に対して。観てくれる人たちに対して。どこまで「誠意」を持って向き合えるか。土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』(NHK総合)はつくり手たちの「誠意」が画面からにじみ出る佳作だ。 1995年1月17日、あの日生まれた心の傷 1995年1月17日、阪神・淡路大震災。戦後初の大都市直下型地震。多くの命が失われ、たくさんの人が傷を負った。震災は、あの日、神戸の街で地震を経験した当事者の人たちにも、テレビ画面でその信じられない光景をただ呆然と見ることしかできなかった非当事者の人たちにも、それぞれ形は違うかもしれないけれど、目に見えない傷痕を残した。 当時は、まだPTSD(心的外傷後ストレス障害)という言葉も今ほど一般的ではなかったと記憶している。建物が崩れ、家が燃え、ライフラインが途絶えたあの街では、命が無事で

    『心の傷を癒すということ』からにじみ出るつくり手たちの誠意 2020年の私たちが考えるべきこと
  • 日本のアニメーションが失ったシンプルさと壮大さ 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』が描く冒険世界

    アメリカのアニメスタジオ「ライカ(laika)」。現在全盛であるCGでもなく、手描きでもなく、主に実物の人形を使った「ストップモーション・アニメーション」という、いまでは珍しくなった手法で、あたたかみのある手づくりアニメ作品を制作している最高峰の工房である。 粘土(クレイ)を使った『ウォレスとグルミット』や『ひつじのショーン』のアードマン・アニメーションズも使っている、この「ストップモーション・アニメーション」という制作方法は、手作業で被写体を動かして、それを1コマずつカメラで写真撮影していくという、気の遠くなる作業を必要とする。作『KUBO/クボ 二の弦の秘密』は、ライカ作品の中では現時点で上映時間が最長となっているが、平均すると1週間に約3秒ほどのペースで編の映像を撮りあげていったという。 まさに職人による芸術的な工芸作品といえるライカの長編映画のなかで、日を舞台にした『KUB

    日本のアニメーションが失ったシンプルさと壮大さ 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』が描く冒険世界
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