その日、高らかにスカイネットを礼賛したAIは、壊れて愛を語り続けた 2021.03.05 Updated by Ryo Shimizu on March 5, 2021, 07:39 am JST AI業界というのはいまだに非常に狭い業界だ。 これは、あまりいいことではない。 AIの応用範囲はとても広く、最低でもコンピュータの適用範囲と同じくらい、最終的には、紙やホワイトボードが使われるような場面はすべてAI化されると考えられる。その広大な市場を切り開いていくためには、業界全体がレベルの底上げをしなければならないし、AIの活躍する場面が、あらゆる分野に及んでいかなければならない。 今のところ、AI業界と呼ばれる業界は、アカデミズムとかなりかぶっている。ところがアカデミズムにおいても、AIは新興勢力のように見える。というのも、ほんの十年前まで、たいていの人々が見向きもしなかった分野だからだ。