Valveは9月12日、Steamユーザー向けに新機能「Steamファミリー」を正式リリースした。本機能は今年3月にSteamクライアントベータの参加者向けに提供開始されており、今回正式にリリースされるかたちだ。 Steamファミリーは、家族に関連する新機能および既存の機能の総称だ。ファミリー向けの既存の機能としてはSteamファミリーシェアリングおよびSteamファミリービューが存在している。Steamファミリーはこの両機能に変わる新機能。ゲームのシェア、ペアレンタルコントロール、購入リクエストが利用可能となっている。 Steamファミリーを作成した際には、自分以外に5人登録することが可能。またWebブラウザやSteamクライアント、モバイル端末など、Steamが利用可能な端末であればどれでも管理可能となっている。 ゲームのシェアにおいては、個人のライブラリがファミリーのライブラリとして
Meta Quest 3、Steamでついにシェア率第2位に VALVE INDEXを追い抜く PCゲームプラットフォームSteamによるハードウェア&ソフトウェア調査の2024年8月版が公開されました。調査では、Meta Quest 3の利用率が約17%まで上昇し、SteamでのVRヘッドセットのシェア率第2位に到達したことが判明しました。 ハードウェア&ソフトウェア調査は、ユーザーのハードウェアとソフトウェアの使用状況を定期的に調査するというもの。ユーザーのOS、メモリ、ビデオカードやプロセッサのメーカー、ディスプレイ解像度、言語、および使用しているVRヘッドセットなどです。調査対象は無差別で、Steamを起動すると参加可否のアンケートが表示され、承諾した場合のみユーザーの環境情報が自動で収集されます。 Steam調査によると、8月のQuest 3のシェア率は17.09%(+1.45%
Valveは8月15日、Steamにてユーザーレビューに「新しい有用性システム」をテスト実装したと発表した。テスト実装開始によりデフォルトでオンになっており、ユーザーレビュー上部のメニューから切り替え可能。 今回Steamにテスト実装された「新しい有用性システム」は、ストアページにおけるユーザーレビューの表示順を変更できる機能だ。一言だけのレビューやアスキーアートだけのレビューなど、笑わせるためのミームやジョークが中心のレビューがほかのレビューの下の方に表示されるようになる。非表示になるわけではなく、あくまで表示順を変更する機能となっている。レビュースコアの生成方法にも影響しないそうだ。 「新しい有用性システム」はテスト実装開始によりデフォルトでオンになっており、ユーザーレビュー上部のメニューの「表示」のドロップダウンから切り替え可能。「新しい有用性システムを使用します」のチェックマークを
Steamアカウントは、遺言などでほかのユーザーに相続することができないという。海外メディアArs Technicaが伝えている。 Steamでは、購入・配布で入手したゲームはすべてアカウントのライブラリに追加される仕組みになっている。そのため出先のPCなど別のデバイスからでも、自分のアカウントにログインすれば、自分のSteamライブラリから所有するゲームなどをプレイ可能だ。 今回、このSteamアカウントを「相続」できるのかという疑問をSteamのサポートチームに問い合わせたというユーザーが現れた。ユーザーが海外フォーラムResetEraに投じた報告では、サポートとのやり取りとみられるスクリーンショットが確認できる。 Image Credit: delete12345 on ResetEra ユーザーは「もし自分が死んだ場合、遺言にもとづいてSteamアカウントを譲渡できるのか」と質問。
Valveは4月23日、Steamストアの返金ポリシーを一部更新した。改定によって、予約購入特典などによるアーリーアクセス権となる「アドバンスドアクセス」に関する規定が設けられている。 Steamでは返金ポリシーが定められており、購入から2週間以内、かつ使用時間が2時間未満のゲームまたはソフトウェアアプリケーションなどの返品を受け付けている。条件を満たす場合、理由は問わず返金がおこなわれる。 なお返金ポリシーは、間違えて購入したり、好みのゲームではないことにある程度遊んでから気づいたりといった場合のリスクを想定して用意されているとのこと。リスクを取り除くためのポリシーであり、ゲームを無料で試すシステムではなく濫用しないように案内されている。Valve側で濫用されたと判断された場合、返品リクエストに対応できない場合もあるそうだ。 今回、返金ポリシーの一部が更新された。更新後のポリシーにおいて
Valveは3月19日、Steamクライアントベータの参加者向けに、新機能「Steamファミリー」を提供開始した。ゲームの新たなファミリーシェアリング機能や、ペアレンタルコントロールを利用可能な家族向けの新機能だ。 Hello! We are excited to announce the launch of Steam Families, now accessible in the Steam Beta Client. This feature introduces significant updates and improvements to family sharing, parental controls, and child purchase requests. See all the details at the announcement blog… pic.twitter.c
個人開発者SOMI氏は1月30日、自身が発売したSteamゲームのレビューについて投稿。そのレビューは、ゲームを称賛する内容ながら、「返金済み」ステータスがついているというもの。この投稿が注目を集めているようだ。 絶賛しているのに返金しているレビュー SOMI氏は、韓国を拠点とする個人ゲーム開発者だ。重厚な物語を意欲的な構造をもって届けるところに強みをもつ。ゲームの尺は長くないながら、濃厚なゲーム体験を提供する開発者である。そんな同氏が1月18日に発売したのが、『未解決事件は終わらせないといけないから』である。 『未解決事件は終わらせないといけないから』では、警察を退職して12年が経過した元警部・清崎蒼と謎の人物の対話や回想を通じて、ある少女が行方不明事件となった経緯を紐解いていく。会話の発言者や時系列を並べ替えながら、事件の真相を紐解いていく独自の手法、そしてそこから導き出される物語など
Valveは1月10日、「Steam上のAIコンテンツについて」と題する公式ニュースを開発者向けに発表。AI技術を利用するゲームに関して、リリース前のレビュー(審査)などにおける新たな仕組みを暫定的に導入したことが案内されている。これにより、一部例外を除き、従来よりもAI技術を使用したゲームのリリースが承認されやすくなったとのことだ。 今回発表された公式ニュースでは、Steam上でのAI技術を利用するコンテンツに関する暫定的な決定が案内されている。今後は開発者がSteamにゲームを提出する際に記入するコンテンツアンケートに「AIに関する開示セクション」が追加。開発者はゲームの開発および実行においてどのようにAI技術が使用されているかの説明を要求されるようになる。ゲーム内のAI技術の仕様は「事前生成」と「ライブ生成」の2つのカテゴリーに分けられて扱われるとのこと。 まず事前生成は、開発中にA
「Steam年間レビュー」では以下のような2023年のプレイデータがチェック可能だ。 プレイしたゲームの本数 アンロックした実績数 キーボード&マウス/コントローラーのどちらでプレイしたかの割合 もっともプレイしたゲーム3本のデータ 自分のジャンルプレイ傾向をグラフで表示 Steam Deckでプレイしたゲームのデータ データはかなり細かいものまで表示されており、レアな実績の解除数やゲームの起動回数などもわかるようになっている。プレイ時間トップ5のゲームは月別のプレイ時間の割合などまでチェック可能だ。データはSNSで共有できる仕組みにもなっている。 筆者のデータ。 筆者の場合、韓国のデベロッパー・ProjectMoonの作品にハマっていたのがデータからわかった。ProjectMoonの3作品がプレイ時間のトップ3になっている。『ストリートファイター6』にも熱中したが、ProjectMoon
デベロッパーのTeam Fortuneは9月28日、FPS『Fortune’s Run』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、Valveによる事前審査において配信を拒否されては対応を繰り返し、ようやくリリースに漕ぎ着けたとのこと。 『Fortune’s Run』は、New Zabraと呼ばれるディストピア世界を舞台にするFPSだ。スペースオペラの世界観をもち、『Deus Ex』や『E.Y.E: Divine Cybermancy』『メタルギアソリッド』などから影響を受けて開発されたという。主人公のMozahは、犯罪者として囚われていたところ、とある企業のために働くことを余儀なくされる。ただ、その背景には何らかの陰謀が見え隠れし、Mozahは真相を探りつつ、自由を求めて戦うこととなる。 本作はレトロな雰囲気の3Dグラフィックが採用され、広大なマップを
あるマーケティング調査サイトが公開した「Steamのゲーム購入者がユーザーレビューを投稿する割合」に関するグラフが注目されている。グラフからは、購入者がユーザーレビューを投じやすくなる、または投じにくくなるさまざまな条件が垣間見える。海外マーケティング調査機関GameDiscoverCoが伝えている。 今回GameDiscoverCoのSimon Carless氏は、Strahinja Milenovic氏によるマーケティング調査サイトGamalyticが公開した記事を紹介している。Carless氏は今回のStrahinja氏の記事を、Steam内のデータを深く掘り下げた素晴らしい調査であると称賛。グラフを引用しながら、Strahinja氏の調査結果を紹介している。 Strahinja氏は、Steamで販売されているゲームにおけるユーザーレビュー数に対する売上の比率(以下、レビュー対売上比
Steamにおけるユーザーレビューについて「不評レビューを利用して冗談をいうのはやめてほしい」とゲームパブリッシャーのスタッフが伝え、反響を呼んでいる。作品の評価として不適切なレビューが投じられ、そのレビューが「参考になる」とされてしまうケースが見られるそうだ。 Steamユーザーレビューのありように一石を投じたのは、Ryan T. Brown氏。パブリッシャーであるSuper Rare Gamesで広報業務などを担当する人物だ。同氏は7月27日、自身のTwitterアカウント上にて、Steamにおけるユーザーレビューにまつわる問題を提起した。同氏は「Steamの不評レビューを使ってギャグを投稿しないで!」とコメント。その問題点について伝えた。同氏によれば、不評レビューはユーザーが想像するより強く、作品の売り上げや露出に影響を与えるという。 Please don't make negati
合同会社EXNOAは7月13日、『ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印』および『ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』のSteam版の発売を中止すると発表した。 『ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印』はPSP/PS Vita向けに、『ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』はPS Vita向けに発売された作品だ。アクアプラス/Leafによる美少女ゲーム『ToHeart2』シリーズのキャラたちが活躍するダンジョンRPG『ToHeart2 ダンジョントラベラーズ』の続編的な位置づけのタイトル。もともと同作はスピンオフとして展開されていたものの、ゲームとして人気を博し、『ダンジョントラベラーズ』として単独シリーズになるに至った。 EXNOAは、アクアプラスのライセンス許諾を得て近年PC版を展開。今年6月には『ダンジョント
Steamにて日本時間7月7日、突如として大量のゲームが削除されていたようだ。削除されたゲームには「クオリティの水準に対して高価」「Steamストアページ上の説明やイメージ画像が雑」といった共通点がある。海外マーケティング調査機関GameDiscoverCoのデータ・戦略コーディネイターを務めるAlejandro氏が伝えている。 It's been a long time since the last Steam Ban wave. A great number of suspicious dev accounts have been banned from the platform alongside their games, most seemed to be asset-flips and bootlegs. pic.twitter.com/q7D6C3qRdT — Alejandr
Valveは月次恒例の「Steamハードウェア&ソフトウェア 調査」の2023年6月版を公開。その中で日本語がブラジルポルトガル語に次ぐ6位であるとして、Redditなどで注目を集めている。 「Steamハードウェア&ソフトウェア 調査」は、Valveが毎月公開している調査だ。Steamクライアントを利用するユーザーの中から、調査を承諾したユーザーからデータを収集。OSのバージョンや使っているグラフィックボードなど、さまざまな環境情報が調査され、その統計が毎月公開されているわけだ。 2023年6月のデータにおいても、多彩なデータが開示。その中で言語情報を見てみると、日本語の使用率が2.82%と大きく上昇していることがわかる。前月比0.71%増であり、言語使用率としてはドイツ語とフランス語を上回っている。 日本語ユーザーの割合は、ここ数年で上昇傾向にある。たとえば、2022年3月の日本語ユー
AIアートを使って制作されたゲームがSteamで販売不可となったと報道されたあと、ValveはAI生成コンテンツを含んだゲームがSteamに提出されることに関して、その思考プロセスを少し明かした。 Valveはこうした報道に関する、Kotakuをはじめとした我々の質問に答えた。Kotakuは、AIを活用したゲームがSteamで販売停止となっているさまざまな開発者の話を集めている。販売停止の理由は、Valveは「開発者がすべての必要な権利を有していないゲームを配信」できないことや、Valveは「AIを活用できない」といったものだった。 Valveは、我々と同じように、かつてない速度で進化を続けるAIについて学んでいる最中だと認めた。さらに、ValveはAI生成コンテンツを用いたゲームをSteamに投稿するのを妨げたい意図はないと語り、単に開発者がゲームに使用されているアセットすべての適切な権
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