あれこれ私が以前勤めていた書店は、同系列チェーンが近くに大規模店を出店した関係でこの夏に閉店した。今の職場での同僚のひとりが、閉店した店の近所に住んでいて、月に数回程度のペースで来店していたらしい。*1申し訳ないことに私は同僚の顔に見覚えがなく、彼女も書店員であった頃の私の顔は知らなかった。しかし同僚は言う「あのお店がなくなったのはかえすがえすも惜しいですよー」。「それはありがとうございます。。まあ、小さい店でしたし、建物も相当古くて、しょっちゅう雨漏りしてましたからねえー」「いやー、なんかときどき、びっくりするような本があったんですよ。小さいお店なのにって」「え、どんな本でしたか」「小説とかノンフィクション」。私が担当した売場じゃないか。「名古屋の本屋さんまで行かないと置いてないような本もあったのに、いやー本当あのお店がなくなったのは惜しいです」。残念ながらここで休憩時間が終わったために