ツキノワグマ5頭を手作りの小屋で無許可で飼育していたとして書類送検された新潟県村上市議会の72歳の議長が、6日、「一身上の都合」を理由に議員を辞職しました。 板垣議長は、ツキノワグマ5頭を自宅近くの鉄柵がついた小屋で無許可で飼育していたとして、今月3日、動物愛護法違反の疑いで警察に書類送検されました。 調べによりますと、4年前、知人から「保護したクマの処分に困っている」と相談を受け、オス1頭、メス2頭を飼い始め、ことしの初めごろには子グマが2頭生まれていたということです。 書類送検から3日がたった6日、板垣議長は「一身上の都合」を理由に市議会の副議長に議員の辞職願を提出して受理され、辞職が決まりました。板垣議長は昭和59年の初当選し、8期31年にわたって議員を務めていました。 村上市議会は今月18日に臨時の議会を開いて新しい議長を選出することにしています。 板垣議員はNHKの取材に対し、「