米Googleに対して職場でのハラスメント対策などを求めるデモを組織した従業員有志が、Googleから報復を受けていると、米Wiredが4月22日(現地時間)、入手した当事者のメーリングリストへの投稿に基づいて報じた。 このデモを受け、Googleは雇用の透明性強化や強制仲裁中止などの改善を約束した。 デモを呼び掛けるMedium投稿では、7人の従業員がコアメンバーとして実名を表記した。 その7人中の2人、AI研究者でGoogle Open Reseachの責任者を務めるメレディス・ウィテカー氏とYouTubeのマーケティング担当マネジャー、クレア・ステイプルトン氏はそれぞれ、デモ実行後にGoogleから報復とみられる通達があったという。 ウィテカー氏は、Googleが従業員有志の反対を受けてAI倫理諮問委員会立ち上げを断念した後、会社から同氏の役割が「劇的に変わる」だろうと告げられたとい