以前、弊社で採用した若い女性に、土壇場で内定辞退された話を書きましたが、なぜ人は人を見抜くのに失敗してしまうのでしょうか? 土井に限らず、経営の現場では、大きな期待をかけて採用したものの、「こんなはずじゃなかった」という事態が往々にして発生します。 では、こういった「買いかぶり」や「見落とし」は、一体どのようにして起こるのでしょうか? われわれは、本当にいつか人を見抜けるようになるのでしょうか? こんな人間の切実な悩みに答えてくれるのが、本日ご紹介する一冊。 日本教育心理学会において最難関の「城戸奨励賞」「優秀論文賞」を史上最年少で連続受賞し、脚光を浴びている気鋭の心理学者、植木理恵さんによる一冊です。 著者いわく、「教養としての心理学を知っておくこと。これこそが、『人を見る力』「信用でき、優秀な人間を選び出す力」を身につけるための王道」。 ということで、本書では、国内外の心理実験とそこか
2008.04.09 ライフ・ソーシャル 【地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」】 伊藤 達夫 THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役 地頭 フェルミ推定 シンキングメソッド コンサルタント 最近、この本のヒットのせいか、地頭という言葉が一般にも普及しました。私も、面接の時に、「テニスラケットは日本に何本あると思いますか?」と聞かれたことがあります。コンサルタントであれば、いわゆる地頭を使った、こういう思考スタイルは取らざるを得ないのですが、一般企業でどう活用するか?に関して、私は相当に苦労しました・・・。 まず、本書のサマリーっぽいものは・・・ 「頭のよさ」には3種類ある。「物知り」、「機転が利く」、「地頭がいい」の3種類である。「物知り」は記憶力がある、知識が豊富である、といった頭の良さで、具体的には「クイズ王」のような人。「機転が利く」は論理を超えた対人感受性
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