11月16日,これまで平和な時代を謳歌(おうか)してきたと言えるWeb 2.0の世界に,衝撃的なニュースが走りました。Web2.0が浸透,定着してきたことを“裏側”から示す出来事として,本コーナーで取り上げないわけにはいきません。まずはこちらの記事をご覧ください。 ■「ウイルス作者の新手口,Googleマップで感染マシンの場所を突き止める」 “散弾銃”のように進化したウイルスによる攻撃 マルウエア(Malware)とは,「malicious(悪意ある)」から派生した造語です。いわゆるコンピュータ・ウイルスやスパイウエア,またスパム・メールに仕込まれたフィッシング詐欺のURLなど,多くはネット経由で送りつけられる,悪意あるプログラムやコンテンツの総称です。上記記事によれば,感染の成功率を上げる手口が次の要素(アイデア)を備えて高度化していることがわかります。 1.自ら散弾銃(Wikipedi
近頃、IT業界では「マッシュアップ」という言葉、サービス開発手段が大流行です。データベースを持っている会社がAPIを公開し、データベースを持たない会社が、APIを利用して便利なサービスを開発することを言います。「マッシュアップ」とは、もともと音楽業界の用語です。 昔、ある”判断”を父に相談しました。父は「喧嘩をするときに、刀の”刃”と”柄”とどちらを持つ?」と言いました。僕は「”柄”を持つに決まっているじゃない。」と回答しました。父は一言「お前が、今やろうとしていることは、刃を持つに等しいことだ。」といいました。 それ以来、「喧嘩をするときは、柄を持て。」というのが僕の座右の銘の一つになっています。 ところで、このマッシュアップの大流行ですが、元のデータベースが「柄」で、サービスを開発している方々は、「刃」を持たされているに等しいと感じています。 つまりもっと具体的に言えば、太るのはグーグ
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