元大統領で現共和党候補のドナルド・トランプ氏は、11月の選挙で当選した場合、米国を世界の仮想通貨の中心地にする意向を表明した。 トランプ氏はテネシー州ナッシュビルで開催されたビットコイン2024カンファレンスに登壇した。同氏は、ビットコインコミュニティに対する尊敬の念を示し、「これは黎明期の鉄鋼業のようだ」と述べた。また、ビットコインがいつか金を超えると予測し、「ビットコインは技術の驚異だけでなく、人間の協力と成果の奇跡だ」と熱弁をふるった。 ライバル批判を展開 トランプ氏はすぐに政治的ライバルへの攻撃に転じ、「IQの低い対戦相手がいる。彼のことではなく彼女のことだ」と、民主党のカマラ・ハリス氏を暗に指した。その後、ビットコインやAIによるエネルギー使用に関する言説に移り、化石燃料を使って「大量の電力を生み出す」と約束し、「大統領閣下、電気が多すぎます」と言われるほどになると述べた。また、