Linuxカーネル開発――誰がこの仕事を担っているのか?:The Linux Foundation レポート The Linux Foundationは4月3日、「Linux Kernel Development」(Linuxカーネル開発)と題するレポートを公開した。Linuxカーネルの開発の歴史を簡単に解説したもの。開発に携わるエンジニアの数や支援する企業、開発スピードについてのデータも公開している。 2005年以来、Linuxカーネルの開発に参加したのは、200以上の企業に属する3700人強のエンジニアだ。最近のカーネル公開版には、1万におよぶパッチが含まれており、それぞれのカーネル版の開発には、100以上の企業の1000人近くのエンジニアが参加している。 1991年にリーナス・トーバルス(Linus Tovals)によって公開されたLinuxカーネルは、2.6.xになってから時間厳守