株式会社コア・コンセプト研究所 電子出版が登場したのは1980年代の初頭であり、ずいぶん歴史は長い。しかし、ケータイ小説や携帯コミックが小さな成功をした以外は、本格的な普及も定着もないままにずるずるときたというのが実態でしょう。そのために電子出版に関しては懐疑的な人もきっと多いと思います。 しかし、昨年にアマゾンの電子ブックリーダーKindleが登場し、さらにバーンズ&ノーブルがnookで参戦、またアップルのiPadの発表で一気に火がついたという感があります。古くから電子ブックリーダーを手がけながら、話題に取り残された感のあった米国SONYも、このところ新聞社との提携を一挙に進め、さらにiPadに対抗するタブレットPCを開発しようという動きもてきました。 いずれも米国ではじまった流れですが、黒船がやってくる、業界の危機だ、逆に苦境に立つ出版社の救いになるという期待感など、さまざまな思いが入
3月17日、文科、経産、総務の3省によるデジタルネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会が開催され、出版業界からは新潮社の佐藤隆信社長、講談社の野間省伸副社長、丸善の小城武彦社長らが、その他国立国会図書館の長尾真館長や通信業者、大学教授らが出席。議長には東工大の末松安晴教授が選任された。 総務省の内藤正光副大臣は、民間のビジネスに国が関わる理由として「通信業者が編集機能を持った場合、究極の中抜きモデルが可能になり一部の資本力をもつものだけがデジタル書籍の流通市場を支配してしまう」とし、表現の多様性確保の観点からデジタル書籍の環境整備の必要性を強調した。 会では国立国会図書館の長尾館長が、国民の知る権利として誰もが「知の総体」にアクセスできる環境が必要だとし、図書館として配信を「貸出し」という概念で位置づけたいと主張。新潮社の佐藤社長は「紙は物理的制約があるが、デジタルデー
電子書籍に関する懇親会が開かれたそうだ: 電子書籍に統一規格、流通や著作権を官民で整備 政府は17日、本や雑誌をデジタル化した電子書籍の普及に向けた環境整備に着手した。[…]国が関与して国内ルールを整えることで、中小の 出版業者の保護を図る狙いがある。 しかし規格統一の狙いが中小の出版業者というのはどういうことだろう。 電子書籍の形式は各メーカーが定めており、共通のルール、規格がない。端末ごとに読める書籍が限定されるほか、「資本力で勝るメーカーに規格決定の主導権を握られると、出版関連業界は中抜きにされる恐れがある」(総務省幹部)との指摘がある。 日本だけでしか流通しない独自規格を官民で整備したとして、それが誰にメリットになるのだろう。Amazon, Apple, Googleなど先進的な企業が競争した結果生き残る規格に日本発の規格が競争できる訳はないので、国外展開は絶望的だ。当然、電子書籍
Tweet iPhoneユーザーに必須のiTunes Card。そのiTunes Cardの割引キャンペーンがHMVで開始されました。このキャンペーンはHMVの実店舗でCD/DVD/Blu-rayを購入するという条件こそあるものの、サンクスなどが実施している20%を上回る「割引率30%!」になります。詳細は以下で。 商品情報|総合情報|HMV&BOOKS online 私は前回のHMVのキャンペーン時にこれでもかとiTunes Cardを買いまくり、こんなコンプ記事(?)まで書いちゃいました。 HMVで30%オフセール中のiTunes Cardを全種類コンプリート! ところが、今回のキャンペーン要項をよーく見てみると... ※CD/DVD/Blu-rayいずれか1点につきiTunes Card1枚とさせていただきます。 ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! 前はCD1枚でも買えば何枚でも買えたの
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