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ブックマーク / www.webdoku.jp (12)

  • 実践編 第1回 平台の試行錯誤 - めくるめくめくーるな日々|WEB本の雑誌

    楽しみ、悩み、走りながら働く書店の店頭からお題を拾ってぼやく「めくるめくめくーるな日々」を、日、"平台"を取り上げて再開します。 どうぞよろしくお願いします。 今、ワタシたちは平台ひとつにあまり時間をかけていられないのがほんとのところ。 でも、これが屋の生命線だということも働いているワタシたちは知っています。短い時間でより効果的な平台をつくろうと日々学習、日々実践です。 ということで弟子ヒラヤナギの試行錯誤を追いながら、よりよい平台を一緒に探ります。 弟子ヒラヤナギは、よむよむビバモール埼玉大井店の店長をしています。 このお店は、池袋から東武東上線で30分ほどの最寄駅から更に車で10分、休日には駐車スペースがないほど賑わうショッピングモールの2階にあります。 おおよそ全ジャンル置いていますが、主力はやはり雑誌・コミック・趣味生活書・児童書。新刊も決して十分入荷しているとは言えず、そこは

  • 9月4日(火) - 帰ってきた炎の営業日誌

    紀伊國屋書店新宿店さんを覗くと前回訪問時はほとんど売り切れだった噂の「ほんのまくら」フェアに、ずらりとその書き出し部分だれが印刷されたかっこいいカバーで包まれたが並んでいた。未だ注目は衰えていないようで、多くのお客さんがその棚の前で足を止め、何冊もを抱えているのが印象的だ。 この10年近く、書店も出版社も「外したくない症候群」にかかったお客さんのために、いかにそのが面白いか、そのを読むとどんな気分になるかを伝え保証することによって売ることに苦心してきたのだと思うのだけれど、この「ほんのまくら」フェアはの内容どころかタイトルも著者名も隠し、まるで駄菓子屋さんで糸を引いてアメを引っ張るような楽しさによってを買わせることに成功したのである。 売り場の人に伺うと「フェア棚の前でお客さんがこれ買ったんだなんて話しコミニケーションツールになっているのがすごいですよね」と予想外の反応に驚か

  • 内沼晋太郎の本屋開業奮闘記 | WEB本の雑誌

    内沼晋太郎の屋開業奮闘記 気鋭のブック・ディレクター 内沼晋太郎が、自ら屋を決意をし、開業に至るまでを記した渾身のルポルタージュ。不定期でお届けいたします。ご期待ください! 突然ですが、ぼくは屋をやることにしました。 目指しているのは「街の屋」です。取次から商品を仕入れる、いわゆる新刊書店です。けれどもちろん、扱うのは新刊書だけではありません。当然古も雑貨も扱うし、お酒も出すし、イベントもやる。ときに拡大解釈し、いつでも方向修正する。一冊の雑誌をゼロから創刊して編集するようなやり方で、一軒の屋をゼロから開店して編集しようと考えています(いささか使い古された表現ではありますが、それを気でやろうということです)。そしてこの屋は、広告制作からメディア運営まで様々な活動を行っている企画集団、博報堂ケトルと協業で運営します。 ご存知の通り、街の屋はどんどん減っています。10年前まで

  • 8月9日(火) - 帰ってきた炎の営業日誌

    worris
    worris 2011/08/14
    「本屋さんの棚に蓄積がなくなりTwitter化しているのではないか、本当に本が好きな人は古本屋さんに行っているのではないか」
  • 2月24日(木) - 帰ってきた炎の営業日誌

    とある書店さんを訪問すると、「見て見て」と注文短冊を渡される。それは20数枚の文庫の注文短冊で、何かと思ったらすべて品切れで戻って来た短冊だった。 「こんなに品切れなんですか?」と驚いて訊ねると、「そうじゃないんだよ、これ、うちのお店が注文したじゃないの」と不思議なことを言う。 注文短冊とは、書店さんが出版社に注文する際の、いわば注文書だ。 書店さん以外に誰が注文をするのだろう。 「取次店がさ、うちの名前を使って勝手に注文しているんだよ。これは品切れだったから注文短冊が戻って来ているけど、この何倍も勝手にが送られて来ているんだ。まったく必要がないばかりだから、みんな返品しているけど......」 意味がわからないのであった。 書店さんが欲しいと思わないを、取次店が勝手に出版社へ注文する。その注文は書店さんの名前で出ているのだから出版社は売れているのかと思って当然出荷する。ところが書

    worris
    worris 2011/03/02
    「片方では返品率の改善を叫びながら、自社の決算のためなら返品率が上がろうが、架空の注文短冊を作っているのである。」
  • 2月8日(火) - 帰ってきた炎の営業日誌|WEB本の雑誌

    『絶対領域』 青山 裕企 一迅社 3,999円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 『世にも不思議なソコトラ島』 新開 正,新開 美津子 彩図社 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 昨日追加注文いただいた『だいたい四国八十八ヶ所』と『世にも奇妙なマラソン大会』を直納しに秋葉原の有隣堂さんへ。自分が作った2冊を自ら直納する編集者というのも出版業界広しといえどもそうそういないだろう。まあ私の場合は営業兼編集なのだが。 相変わらずこちらのお店はそこかしこで面白いフェアやが並べられており、見ていて一向に飽きない。世界に誇るバカフェアみたいなことをやっているかと思ったら、最近流行りのちらエロ系の『少女時代』(アスペクト)や『絶対領域』青山裕企(一迅社)がドーンと売れているようであった。ちらエロに

    2月8日(火) - 帰ってきた炎の営業日誌|WEB本の雑誌
    worris
    worris 2011/02/09
    「それらのシステムを進める人たちが同じ口で「これからの書店は個性が大事」と言っているようだ。」
  • 水嶋ヒロ『KAGEROU』最速(?)レビュー - 大森望|WEB本の雑誌

    第5回ポプラ社小説大賞を受賞した齋藤智浩のデビュー長編『KAGEROU』が12月15日午前0時から販売開始。青山ブックセンター六木店はじめ、終夜営業の書店にはワイドショーの撮影クルーが詰めかけ、村上春樹『1Q84 BOOK3』発売時以来の大騒ぎとなった。 人気俳優・水嶋ヒロの処女長編とあって、同書は発売前から話題が沸騰。刷り部数は、すでに4刷43万部に達している。歩安入帳の責任販売制(返品時には掛け率が低くなるため、売れ残った場合には一定のリスクがある)で各書店からの予約注文を積み上げた結果らしいが、新人の小説デビュー作としては記録的な数字だ。 小説の中身は、予想に反して、40歳の中年ダメ男が主人公の脱力系ドタバタコメディ。帯裏の内容紹介、 "廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。/「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。/そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服

    水嶋ヒロ『KAGEROU』最速(?)レビュー - 大森望|WEB本の雑誌
    worris
    worris 2010/12/15
    「小説好きの読者には物足りないだろうが、ふだん本を読まない人には歓迎されそうだ」。ハリポタもそういう評だった。
  • 「ゼロ年代SF100」(大森望選) - NEWS本の雑誌

    ■国内SF 秋山瑞人『の地球儀』電撃文庫 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』電撃文庫 東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』新潮社 有川浩『空の中』角川文庫 池上永一『シャングリ・ラ』角川文庫 石黒達昌『冬至草』早川書房 伊藤計劃『虐殺器官』ハヤカワ文庫JA 伊藤計劃『ハーモニー』早川書房 伊藤計劃『伊藤計劃記録』早川書房 上橋菜穂子『獣の奏者』講談社文庫 冲方丁『マルドゥック・スクランブル』ハヤカワ文庫JA 円城塔『Self-Reference ENGINE』ハヤカワ文庫JA 円城塔『Boy's Surface』早川書房 小川一水『老ヴォールの惑星』ハヤカワ文庫JA 小川一水『天冥の標』ハヤカワ文庫JA 奥泉光『鳥類学者のファンタジア』集英社文庫 恩田陸『月の裏側』幻冬舎文庫 恩田陸『ねじの回転』集英社文庫 小林泰三『海を見る人』ハヤカワ文庫JA 小林泰三『目を擦る女』ハヤカワ文庫JA 梶

    worris
    worris 2010/11/27
    思ったより読んでた。安堵。
  • 紀伊国屋書店、紙の本と電子書籍を販売するサイトを年内にスタート - BOOK STAND|WEB本の雑誌

  • 8月30日(月) - 帰ってきた炎の営業日誌

    誰よりも早く出社して、まず最初にするのは冷房のスイッチを入れて、「急」「26度」に設定することだ。その後は、お湯を沸かし、コーヒーを入れている間に、みんなの机を雑巾がけをする。 その頃にはゴボゴボとコーヒーが入り、おもむろにコピー機併用のFAXを確認する。注文書、返品了解書、校正の戻しなど月曜日は結構な山になっている。それを分類していると妙に『キムラ弁護士、小説と闘う』の注文が多いことに気づく。なんだろう。 その後はパソコンに向かってメールチェック。朝イチでメールを読むなというビジネス書があったけれど、朝しか机に向かえない私は、朝メールをチェックするしかない。 メールで届く取次店からの注文にも『キムラ弁護士、小説と闘う』が二桁注文で入っており、これは何かがおかしいと、あわててamazonの販売データを確認する。すると、おお! なんじゃこりゃという数のお客さんからの注文が入っており、ひっくり

    worris
    worris 2010/09/06
    「売れるときはこうやって勝手に売れていき」「何週間か暑い中外を歩いて注文をとった数をたった一日で売り上げてしまう」「「営業」とはいったいなんだろう」
  • 2月5日(金) - 帰ってきた炎の営業日誌

    最近、私が会う多くの書店員さんが、ここ数年進んだ「書店の大型化」に疑問符を投げかけている。なかには自身が大型書店の店長さんだったりするのだが、何だか違ったのではないかと感じているようだ。 八重洲ブックセンターのオープンから始まった「ないはない」を目指す大型化は、後にジュンク堂の飛躍とともに、全国に波及していった。出版不況もなんのその、いやそれを埋めるために自転車操業と化した出版社の新刊点数の増大とともに進んでいったのだ。しかしその大型化の象徴だったジュンク堂書店池袋店のオープンから約15年、2000坪への増床から10年が経った今、書店という場は変わってきているのかもしれない。 そう私自身も感じたのは、その大型書店で書店員さんを待っていたときだ。あまりに多くのお客さんがお店に入ってくるとともに検索機をたたいているではないか。そしてプリントアウトされた紙を持って棚に向かう。おそらくそのを手

    worris
    worris 2010/03/23
    「あまりに多くのお客さんがお店に入ってくるとともに検索機をたたいているではないか。そこで行われている行動は、ネット書店で本を買っているのとまったく変わらない姿だと気付いたのだ。」
  • 4月16日(水) - 帰ってきた炎の営業日誌

    worris
    worris 2010/01/16
    「時間があるときは、平日と休日で平台を入れ替えたりしているんです」
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