タグ

ブックマーク / banraidou3rd.hatenablog.com (26)

  • 「電子書籍だけ異常に理想が高いのはなんでだろ」についての思い付き的仮説 - 万来堂日記3rd(仮)

    久しぶりに落語関係ない電子書籍絡みのエントリを書いたら(こちら)、ないことにブクマが伸びまして。出版社の倒産によって出版権が宙に浮くケースなどをご指摘いただいたわけですけれども、id:asakura-tさんがメタブクマにて次のようにコメントを残されました。引用します。 それにしても他のコンテンツに比べて書籍だけ異常に理想が高いのはなんでだろ。他のコンテンツで実現出来ていないことは電子書籍でも無理でしょ/他のコンテンツに対する態度と違ってるケースが多いのが気になってる なんででしょうね。私も電子書籍に夢を見てしまったクチですが、なぜ夢を見たんでしょう。 私にきちんと論証する能力などありませんが、思い付きを書いてみます。 ひとつには、出版業界自らが自分たちは安易に消費されて消えてよいものではない「文化的な」ものであるというイメージを強く打ち出していること。 もうひとつは、既に「図書館」というも

    「電子書籍だけ異常に理想が高いのはなんでだろ」についての思い付き的仮説 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2013/05/12
    そのイメージにタダ乗りして荒らして破壊するのが「桶屋」か。
  • 電子書籍とロングテールと後ろ向きな夢とその夢の崩壊 - 万来堂日記3rd(仮)

    電子書籍には様々な夢がかつて詰まっていたが、その夢の中の一つに「絶版のない豊富なラインナップ」というものがあった。 紙の書籍では入手困難なタイトルでも電子書籍ならば手に入れることが出来る。そんな世の中になるのではないか、と。 それは夢とは違った少々後ろ向きな形で実現されるような気がしたけれど、そんなことはなかったぜ、というのがこの文章の言いたいことである。 1:各社、今までよりも積極的に電子書籍に参入し始める 2:人気のある作品(人気があるので紙の書籍でも手に入る)や、最近出た新刊を電子書籍でも展開 3:紙と電子、両方で展開したタイトルの中には、当然売上的に散々なものも出てくる 4:数年たち、紙のの在庫がなくなり「品切れ重版未定」の商品がでてくる 5:復刊する気はさらさらないが、めんどくさいから電子書籍はわざわざ引き上げない 6:かくして、紙のはとうに無くなったが電子書籍は残っていると

    電子書籍とロングテールと後ろ向きな夢とその夢の崩壊 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2013/05/11
    桶屋とは。
  • 「こっちへお入り」で貴様の涙腺など破壊してくれるわ - 万来堂日記3rd(仮)

    最近落語に夢中になりつつありまして。 平安寿子の「こっちへお入り」を購入したのも、寄席の帰りに屋に寄ったら目に入ったからです。落語ミステリは買ったことも読んだこともありましたけれど、33歳の独身OLが主役の落語を題材にした小説となりますと、落語に興味を持つ前の私だったら購入したかどうか。 帯には「落語は、不器用なオトナのための指南書だ!」とか書いてありまして、あらすじにも同じようなことが書いてあります。まるで落語が人生のためになる、そんなことがこの小説に書いてあるかのようではありませんか。 看板に偽りありです。そんなん嘘っぱちです。 この小説に書いてあるのは「人生は落語のためになる」ということなんですよ。 人生経験を積むことが落語を楽しむうえで助けになる。真の主役は落語なんです。 なんてすばらしい。 以下、感想を書いていきますが、若干のネタバレを含んでしまいますのでご注意ください。 主人

    「こっちへお入り」で貴様の涙腺など破壊してくれるわ - 万来堂日記3rd(仮)
  • 冬の狩猟 - 万来堂日記3rd(仮)

    えーとね、冬に発売される某大作ゲームの予約、ウチの会社でも開始になってね。 いや、正式には私、ゲーム担当じゃないんだけど(近日コンバート予定)、ちょうどゲーム担当が連休取って家族とネズミーシーに行きやがってたのでね*1、頑張ったのよ、予約告知。具体的には閉店後の5〜6時間くらい。 今、予約数、社内で2位。 1位狙ってるよ。うふふ。 ただなあ、1位の店ってのが、以前目の敵にしていた店でねぇ……いっくらがんばっても予約数「だけ」は勝てなかったんだよなぁ*2。 畜生、今度は勝ったるねん。 とはいっても、なにか特別なことをしたわけじゃなくてね。まあ、独創性って、ぶっちゃけ苦手な分野だし。 どこかで見たことがあるようなことしかやっていないですよ? 棚一段を全部予約告知にしたり、予約告知コーナーに大きく展開したり、入口にでっかくPOP貼ったり、外から見えるように窓にでっかく文字貼ったり、レジのところに

    冬の狩猟 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/09/08
    「新刊書店でも積極的に刊行前の書籍の予約を受けることができるように、流通の仕組みが変わっていくべき」/ id:ks1234_1234 書店が予約を受けても満数入荷しないんですよね。
  • 買取告知と戯れるお話 - 万来堂日記3rd(仮)

    の買取告知でアピールしているタイトルをリニューアルしたろうと思いましてね。 こういうのは思い立ったが吉日というやつなんで、この三日間で21時間ほどサービス残業して一気にやっちゃったんですけれども。 ついでに、ウチで大体何枚くらい古の買取告知を掲示しているのか数えてみたんですよ。 約350枚也。 350枚というのが多いのか少ないのか。まあ、おそらく多い方ではないかと思います。 もちろん、350枚を一か所にまとめて貼っているわけではないです。そんな大きな壁面、店内にないです。どんだけメガストアなんだよって話ですわ。 まあ、使えそうな壁面は使いますよね。 外に面した窓面も使います。 あと、階段の壁面も使います。 棚も使います。「お? この棚、在庫量的にこのマスを空けられそうじゃね?」とかありますと、嬉々として棚を空けて告知に転用します。 背の低い棚がありまして、その棚の上に力技で買取告知を

    買取告知と戯れるお話 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/08/31
    「販売するもの自体をアピールするというのは、出来ないわけではありませんしやっていないわけではありませんが、それだったら買取告知の方がずっとアピールしやすいじゃん」→「いい感じで推移」
  • 電子書籍・電子積読・20年前のファイル・電子貸本や電子図書館 - 万来堂日記3rd(仮)

    昨日からつらつら考えていることがあって、まだまとまっていないのですが、書き出してみようかと思います。 まず、我が家には購入したものの未読のまま積んである「積読」という奴が、かなりあります。多分1000冊以上。 多分、実家にはもっとあります。 良い子の皆さんは真似してはいけません。Don't try at this home! という奴です。 これらは、学生時代からを無節操に買い続けてきた結果でありまして。 いよいよ症状が悪化したのが大学生になってからです。私も先日35歳になりましたので、15年強くらいの時間をかけて、この有様になってしまったわけです。 皆様ご存じのとおり、最近は電子書籍が注目を集めておりまして、商品として提供されているものの他にも、自分でを裁断してスキャンすることを「自炊」などと呼ぶらしいですな。 個人的には、場所の節約にはなるもののを読む時間が増えるわけでもないので

    電子書籍・電子積読・20年前のファイル・電子貸本や電子図書館 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/06/07
    「大変そうだね。頑張ってね。売れそうだったら再発とかリメイクとかするから」
  • あの名作SFはどのくらい電子書籍化されているのかなんて調べなければよかった。星雲賞日本SF長編部門編。 - 万来堂日記3rd(仮)

    なんか、世は電子書籍元年だか電子書籍リーダー元年だかで大騒ぎだそうでございまして。 まあ、今まで購入した紙の書籍を死ぬまでに全部読了出来るかといいますと、そんなん無理に決まっているので、縁がないといえば縁がない話なんでございますが。 それはそうといたしましてね、じゃあSF小説はどのくらい電子書籍化されているのか興味がわきましてね。 電子書籍を横断的に検索することが出来るhon.jpで調べてみました。 まずは、星雲賞の国内長編部門について調べてみたんですけどもね。 なんというか。 調べなきゃ良かったなぁ。 受賞年度 作品名 PC docomo au softbank 2009 ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) × × × × 2008 図書館戦争*1 × × × × 2007 日沈没 第二部〔小学館文庫〕 (上)日沈没 第二部〔小学館文庫〕 (下) × × × × 2

    あの名作SFはどのくらい電子書籍化されているのかなんて調べなければよかった。星雲賞日本SF長編部門編。 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/05/22
    文庫が生きてる、というわけでもないな。hon.jp 微妙なんだよな。同タイトルの別フォーマットを串刺すキーもないのに頑張っているとは思うけど。
  • 多様化する電子書籍、というか、多様化してほしい電子書籍 - 万来堂日記3rd(仮)

    ヨタ話みたいなもんなんですが、少し前から思っていたことがあって、備忘録がわりに書きつけておこうかと思いましてね。 「電子書籍」と聞いて連想するのが今のところなんなのかと言うと、まあぶっちゃけ、テキストが詰まったファイルじゃないすか。青空文庫とか、理想書店とか、パピレスとか、まあ、例は何でもいいんですが。 書籍を電子機器上で再現するようなコンセプトでさぁね。 そういった物は全然アリですし、アリであり続けて欲しいとも思うんですが、電子書籍が普及した暁には(つーかまあ、長期的には普及せずにはおかないでしょうし)、新しい形を取るだろう、というのは誰もが予想するわけでございましてね。もちろん、全ての「電子書籍」の形が変わってしまうということはないんでしょうが。 一部のが大好きで仕方がない変態どものなかでも更に一部の人達は、その、今まで見たことがない新しい書籍の形に目をキラキラさせていたりするんです

    多様化する電子書籍、というか、多様化してほしい電子書籍 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/04/29
    ウェブでOK。お金に絡めたい人が電子書籍って言ってる気がしちゃうんだよね。嫌儲というわけじゃなく、どこが違うのか定義できないと。
  • 『魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」』があまりに、あまりに面白かったのですよ。 - 万来堂日記3rd(仮)

    最近、読書量が減ってしまってなあ。歳なのかね? 体力の問題なのかね? いや、最近のがつまらなくなったなんていうことはないんだよ。だって、むしろ読む読む素直に楽しめているし。 たしかに、ここ数年、小説以外のを読むことが多くなってね、いや、小説は活字のの王だと思っていた若い頃とは、明らかに好みが違ってきているわけでもあるけれど。 でもなあ、やっぱり一番は体力の問題だと思うんだよなぁ。 いや、は相変わらず面白いし、寝忘れて夢中になって読むことだってあるんですよ? 例えば、それは「天冥の標」であったり、「ハーモニー」であったり、「あなたのための物語」であったり、「ゲームと犯罪と子どもたち」であったり、「アリの背中に乗った甲虫を探して」であったり、「ハンニバル・やる夫・バルカスがローマに喧嘩を売るようです」であったり、「世界樹の迷宮?」であったり。 昨日と今日もそんな感じでありましてね

    『魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」』があまりに、あまりに面白かったのですよ。 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/04/25
    自分も変態のつもりなんですが、読み始めて面白いと思ったものの、読み辛くて断念しました。歳なのかね? 体力の問題なのかね? いやtypesettingの問題。
  • 「この本を読んだ人はこの本も読んで欲しいと思っています」というウェブサービスないかなぁ? - 万来堂日記3rd(仮)

    「このを読んだ人はこのも読んで欲しいと思っています」というオススメを挙げてくれるサービスってないものですかねぇ? 現在、使う上でそれに一番近いのがAmazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という、つまり売上データを元にしたレコメンドサービスだと思うんですが。 電子書籍端末をAmazonやらAppleやらB&Nやらが開発し、世の中年達がそれを受けてというのはこれからどうなるのだと、あーでもないこーでもないと言いあったりしているわけですが。 その中からある程度共通して浮かび上がってきたのは、これからは書籍単体としての価値というより、その書籍をめぐるコミュニティが価値を持ってくるのだ、という視点だと思うんです。 もちろん、今までもそういったコミュニティはあったわけで、それは例えば気の合う友人が勧めてきたであったり、部室でクダまいている連中が読んでいるを俺も読んでみた

    「この本を読んだ人はこの本も読んで欲しいと思っています」というウェブサービスないかなぁ? - 万来堂日記3rd(仮)
  • 私が「本屋をLANのホットスポットやすれ違い通信スポットに」という提言に素直に感心できない理由 - 万来堂日記3rd(仮)

    第23回 緊急提言「屋をLANのホットスポットやすれ違いスポットに」 | ポット出版 これをその提言の通りやっても失敗するだろうなあ、と思います。 なぜかというと、屋にこれらの設備があるよりも、屋以外にこれらの設備があった方が便利じゃないかと思うからです。 上記リンク先の中で「他業種」での成功例があることが示唆されておりまして、それっておそらくニンテンドーDSステーションやPlayStation Spotであったりすると思うのですが。 ゲームも商っている身から致しますと、確かにお客さんはいらっしゃいますよ。子供がわーわーきゃーきゃー。DS持って座り込んでるのを立たせるのもありふれた光景ですわ(椅子用意しろやって話ですな)。 ただ、それが店の客数増や売上増にそれとわかるほどプラスの影響を与えているかというと、ちょっと疑問ではありますが。 それよりもなによりも、これらの例というのはメーカ

    私が「本屋をLANのホットスポットやすれ違い通信スポットに」という提言に素直に感心できない理由 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/02/18
    wifi機能の付いた電子書籍端末が出回ってから、の話だと思う。
  • 紙の本が電子書籍に勝っているところ/とはいえ、実はあまり重要ではない気もする - 万来堂日記3rd(仮)

    ぼんやりとした頭で、紙の書籍というのが電子書籍に勝っているところってなにかなぁなどと考えておりまして ・書き込みできる ・付箋を貼れる ・風呂で読める ・売却できる ・サイン会イベントとかできる ・宣伝のノウハウについては電子書籍に比べればまだマシ ・カタログ数が圧倒的に多い ・いいにおいがすることがある。お前なにこぼした。 ・枕になる ・鈍器になる ・1500年もたてばプレミア 他にもきっといろいろあるのでしょうなぁ。 電子書籍においてこれらの点が改善されたり、他の点でこれらを上回るメリットがあったり、ということが重要になるでしょう。 とはいえ、気をつけなければいけないと思うのですが、こういった話というのはを月に何冊も何冊も買うような変態ども*1にとっての重要さであったり、複数のプラットフォーム間での顧客争奪戦においての重要さであったりするわけで、いま現在書籍から離れている層に対するア

    紙の本が電子書籍に勝っているところ/とはいえ、実はあまり重要ではない気もする - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/02/11
    電子書籍というのは今の書籍の代替とは限らないという気もしている。「本を月に何冊も何冊も買うような変態ども」は今でも稀少だが、もうちょっと緩く、本にフェティシズムを感じられる人はもう少し多いかと思う。
  • 家具屋に本屋を売る/読書が趣味だなんて、この変態どもめ - 万来堂日記3rd(仮)

    今からについてなにやら書こうというのだが、いまだに明確に考えがまとまっているわけではない。 今後も、私の考えは二転三転するだろう。 また、これから書くことは多分間違えている。とても自信がない。 しかし、他人の間違いから誰かがいい考えを引き出すこともあるかもしれない。であるから、試しに書いてみよう。 簡単に言うと、家具屋に屋を売ってはどうか、という話だ。 そもそもは「のための綺麗で明るい場所」という記事から そもそもはマガジン航に載ったこの記事について色々考えていたのだ。 のための綺麗で明るい場所 この記事でボブ・スタインは、ネットの時代を迎え、読書体験というのが書籍と読者の一対一の関係ではなく、(時には著者や出版社をも含めた)読者間での相互作用といったものに変貌していくというテキスト論的な見地から、新たな「屋」とはどうあるべきか、といったことについて考えている。 そして、最後にそ

    家具屋に本屋を売る/読書が趣味だなんて、この変態どもめ - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2010/01/20
    病院の売店においてある医学の本(入院患者の暇つぶし用の雑誌や文庫とは別に)が、どうやって置かれているのか少し気になってる。出版社が偏ってたり病院の専門に合わせていたり。
  • 35ブックスは誰の方向を向いていたのか。まあ、結果論ですけど。 - 万来堂日記3rd(仮)

    35ブックス、1点平均300部弱の受注に/予定を大きく下回る - 新文化 - 出版業界紙 書店のマージン改善と返品減少を目指した出版社8社の「35ブックス」の受注状況が、1点平均300部弱(26アイテム)となっていることがこのほど分かった。8社は受注数が伸び悩んでいたため、8月末までだった注文の締切りを9月末まで延期していた。 8社共同の企画「35ブックス」の継続については、来年2月頃に8社で結果を総括し、その際に今後の方針も検討する。ただ、筑摩書房は1社でも、こうした取組みを継続していく。 35ブックスのような新たな試みって奴は、最初からうまくいく方が珍しいと思うわけで、筑摩書房の意気込みには拍手を送りたくなる。 とはいえ、この新文化の記事、決して長くはないけれど、要点をきちんと押さえてあったりするわけで、最初の試みの反省点って奴もきちんと触れられている。 今回の取組みの結果からみえたこ

    35ブックスは誰の方向を向いていたのか。まあ、結果論ですけど。 - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2009/11/11
    「出版社が売りたい商品」なら書店でなく版元の「責任」であるべき=委託。「教訓を次に生かすことができるのは、取り組みを続けた人たちだけに許される特権だ。だからこそ、筑摩書房の意気込みには拍手を送りたい」
  • コルシカこわい - 万来堂日記3rd(仮)

    Corseka(コルシカ) というわけで、オンラインで購入した雑誌をデータとしても利用できるというサービス、コルシカがオープンしたそうだ。 年会費等は一切なく、かかるのは雑誌の代金のみとのこと。 便利そうではあるが、クレジット決済のみとのことで、クレジットカードは持たない主義なので、個人的には利用する機会はなさそう。 ただ、会費等一切かからないというところになぜか引っかかっていたりして。あれかな、広告費等で稼ぐモデルなのかな? 生き残ったサービスであるところのまねきTVにリンクしてみよう。 まねきTV このサービスの場合、ユーザーがロケーションフリーを購入し、それをまねきTVに配送するというスタイルをとっている。だからこそ私的利用の範囲内とされ、裁判でも勝訴したと認識している。 そのまねきTVにしても、しっかり利用料は取っているのだな。まあ、あたりまえなんだが。 ロケーションフリー - W

    コルシカこわい - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2009/10/07
    「もしも取次から仕入れ価格で雑誌を購入し、ユーザーが定価でそれを購入して、その複製代行を行うというビジネスモデルであったりすると、それが私的複製の範囲内といえるかどうかは、かなりおっかない気がする。」
  • 新刊書店での本の買い取り/まあ、高価買取ってのはニュースにしやすいんだろうけどなぁ - 万来堂日記3rd(仮)

    新刊書店「冬の時代」…古書買い取り販売に活路? (1/2ページ) - MSN産経ニュース 買い取り価格は、発売6カ月以内の文芸書なら定価の30%が相場だが、2巻合計で200万部を超すベストセラーになっている村上春樹さんの最新長編『1Q84』は「在庫が不足している」(同店)ため、定価(各1890円)の半額を超す1000円を提示。売る人にとって購入時との差額である890円で読めるというお得感をPRし、新しいの購買意欲をかき立てる。 高価買い取りを打ち出したのは、新古書店・ブックオフへの対抗心のほか、新刊販売との相乗効果を見込むからだ。大哲男店長は「あとで高値で売れると分かっていれば、購入を迷っていた新刊にも手が伸びる。読み終えたを売って得たお金を元手に別の新刊を買ってくれる固定客も増えており、新刊販売への悪影響はない」と言い切る。 まあ、高価買取は目を引くからニュースにもしやすいわなぁ。

    新刊書店での本の買い取り/まあ、高価買取ってのはニュースにしやすいんだろうけどなぁ - 万来堂日記3rd(仮)
  • ブックオフとDNP絡みで、「流通の健全化」ってなんじゃらほい? - 万来堂日記3rd(仮)

    そろそろ寝なきゃいけない時間なので手短に書きたいことだけ書いておく。 このところのブックオフ株買収騒動で、なんやら「流通の健全化」という言葉を目にするようになり、その割にブックオフからのペイバックと自由価格のことしかクローズアップされていないんだが。 当に中古を巻き込んで流通を健全化しようと思うんだったら、あれだろ、出版業界は今まで、新古書店のせいで売れないっていうスキームっつうか思い込みっつうかできたわけだろ? で、その割には、具体的なの動きってのをつかんでいるのが誰一人としていない状況だったわけだ。どのくらいのが、どのくらいの期間で中古として流通するのか。 じゃあ、RFIDで実際には中古流通を含めたの流れがどのようになっているのか把握することで、刷る側の無駄を減らすことが可能なんじゃないか、ってことじゃないの? プライバシーの保護は大前提な。 強制的なブックオフからのリター

    ブックオフとDNP絡みで、「流通の健全化」ってなんじゃらほい? - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2009/06/09
    JPOの実験はそうなっている。「書店での販売時並びに図書館での貸し出し時には、電子タグの読み取り距離を短くする「通信距離制限」を設定する運用方法」 http://www.jpo.or.jp/archive/data/hyojunka/tyukan.pdf
  • アーカムの意欲的な取り組みに、作家さんはコメントしてほしいし、ぜひコンタクトを取って欲しい。 - 万来堂日記2nd

    アーカム:中古の利益をアーティスト、著作権者に還元すること。 弊社で販売した中古の利益の一部を著作者に還元することを約束します。 割合は著作者との協議の末決定しますが、現時点ではアーカム買取査定額の3%(販売額の1%程度)からスタートします。 販売額でなく買取額を基準値にしているのは、販売データの取得が店舗では現在、いい方法が思いつかないためです。 通販サイトアーカムブックス(http://www.arcam-b.com/)で購入されたお客様にお付けするポイントを投げ銭方式でユーザは作家さんにポイントをあげることができます。 (ニコ動の「提供」みたいな仕組みです。(ポイントを現金化するかは要検討です。) 要はお気に入りの作家さんの活動を応援するパトロンになるということです。パトロン参加リストなどを表示可能にし、作家さんとのつながりを感じる事ができます。 「売上が良くないのは新古書店のせ

    アーカムの意欲的な取り組みに、作家さんはコメントしてほしいし、ぜひコンタクトを取って欲しい。 - 万来堂日記2nd
    worris
    worris 2009/05/20
    ブックオフ周りで出版社側から制度化しようという動きへの対抗馬か。出版社が注いだ編集制作コストは関係ない、と。編集やデザインは表現ではなく、流通や広告のような物理コストなのか。
  • 疲れ切った状態でDNPについて書いてみるよ! - 万来堂日記3rd(仮)

    ※7時間ほど残業してきたので、頭がグダグダです。 大日印刷や丸善やTRCや小学館や講談社や集英社や丸善がブックオフの株を取得したというので大騒ぎだよ! やっほう! D・N・P! D・N・P! ブックオフ株3割取得 出版不況背景に講談社、小学館、集英社など - MSN産経ニュース NHKニュース 出版大手 ブックオフ株取得へ DNP 大日印刷ニュースリリース 講談社、集英社、小学館およびDNPグループによる ブックオフコーポレーション株式会社の株式取得について ブックオフ株を大日印刷、講談社、小学館、集英社らが取得へ - 【海難記】 Wrecked on the Sea DNPと出版大手三社がブックオフ株を取得!? - 屋のほんね DNPは丸善(書店)、TRC(取次)、主婦の友社(出版)、早稲田セミナーの予備校事業などに続いて、新古書店にも一枚噛んだことになるよ! きっと次はマンガ喫

    疲れ切った状態でDNPについて書いてみるよ! - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2009/05/14
  • Googleブックサーチは問題であるから、俺たちに優しくしてくれ - 万来堂日記3rd(仮)

    勤務先に流対協からこんなFAXが流れてきた。さっき確認したらブログにも同内容の記事がアップされていたのでリンクしよう。 Googleショック|こんながあるんです、いま まだ分からないことが多いが、特に出版社に問題なのは、そもそもこの件の当事者になれるのかということである。出版社は、一部の編集著作物を除けば著作権者ではないし、レコードのような著作隣接権もないので、この点では当事者となれない。となると、著者から出版社、出版社から著作権等管理事業者に許諾を委託してGoogleと交渉するしかあるまい。幸い流対協有志で結成した日出版著作権協会(JPCA) がある。ここを通じて交渉しながら、早急に著作隣接権を獲得する運動を推し進める必要がある。 つまり、「このままだと俺たちハブられちゃうから著作隣接権作ってくれよ」という主張だ。個人的には、自分たちが儲からないから新たな権利を作ってくれというのは、

    Googleブックサーチは問題であるから、俺たちに優しくしてくれ - 万来堂日記3rd(仮)
    worris
    worris 2009/04/02
    流対協は昔からAmazonにも噛み付いていて反動のイメージ。その影響力の大小も謎。