浅野 いにお ソラニン 2 (2) ソラニン(小学館)二巻(完結) 著者:浅野いにお 世の中には、偶然な出来事は無いといつも思い知らされる。 この「ソラニン」に出逢った事も、実は私の中では必然の出来事だったのではないかと。 そして、今、この時期に2巻が発売されたという事にも、何かの縁を感じずにはいられない… 私がこの「ソラニン」に出逢った頃、まさに主人公の芽衣子と同じ様な境遇だった。 もちろん、年齢や立場も全然違ったのだが、 ”愛する人に対しての立ち位置”を見失って、抜け出す方法を見つけるためにもがいていた。 その時に手にしたのが、この1冊のマンガ本だったというわけだ。 私の場合は、彼と別れて何ヶ月かは経過していたし、芽衣子とは全然違うと言えば違ったのだが、 苦しみは同じだったのだと思う。 この本を読んで、涙が止まらない自分がいた。こんなこと今になってだから言える事だけど。 今回、2巻を読