テレビ東京系列にて毎週水曜よる9時放送中の『家、ついて行ってイイですか?』。主役は街にいる普通の人々。それでも、気になって観てしまうのはなぜ…?番組プロデューサーの高橋弘樹さんに「いかに面白い話を引き出すか?」など、番組を作るためのポイントを伺った。 ストーリーテリングが、事実を「面白く」する 「テレビ東京なんですけど、ちょっとお話伺ってもいいですか?」 カメラを手にした彼らは、終電を過ぎた駅前に現れる。上野、新宿、北千住、横浜……あちこちの街で、足早にどこかへ向かう人や、諦めたように座り込む人に声をかける。 「タクシー代をお支払いするので、家、ついて行ってイイですか?」 突然の来訪者によって明かされる「素のままのお宅」。彼らはそれを「その人の人生ドラマが散りばめられた宝箱」と呼ぶ。2014年に放送を開始したテレビ番組『家、ついて行ってイイですか?』は根強い人気を誇り、今年で6年目を迎えた