今年4月に起きた焼肉チェーン店での食中毒死亡事件を発端に、牛肉の生食を禁止する動きが出ている。最近では焼肉店の定番メニューだったユッケと共に、レバ刺しも提供を見合わせる店が増えており、この状況を悲しんでいる愛食家も少なくないが、そうした中、こんにゃく関連商品製造・販売のハイスキー食品工業は“生で食べても絶対安全な食材”として、こんにゃくを使ったレバ刺しの疑似食品「マンナンレバー」を開発した。同社によると、「牛レバ刺しそっくりの味と食感が楽しめる」という。価格は1袋20枚入り(400グラム)960円(税込み)。 「マンナンレバー」はハイスキー食品工業独自の脱アルカリ技術を用いてこんにゃく特有の臭みをなくした新素材「マンナンミール」を使った新商品。脱アルカリ素材を短冊状にカットし、牛のレバーに似た色を付けて定着させ、たれとごま油をからめることで食感と味をレバ刺しそっくりに仕上げた。 この「マン