福岡県警田川署は17日、糸田町の路上で16日午前11時40分ごろ、小学生女児らが見知らぬ男から「首から水筒をかけたら危ないぞ」などと声をかけられる事案が発生したとして、防犯メールで注意を呼びかけた。男は70歳くらいで身長170㌢程度のやせ形。茶色のTシャツ、白色の長ズボンを着用していたという。
福岡県柳川市のハリウッドワールド美容専門学校が5月下旬に開いたバーベキューで火災が起き、1年生の男性4人がやけどを負い、うち1人が今月6日に死亡したことが、関係者への取材で分かった。学校が炭などに消毒用アルコールを混ぜており、爆発的に燃え上がったとみられる。県警柳川署は、業務上過失致死傷容疑で捜査している。 ▶原因検証へ第三者委、専門学校が方針 ▶コンロ全12台にアルコール 署や市消防本部によると、5月24日午後1時前、「バーベキューの火が洋服に燃え移った」と学校から119番があった。敷地内の屋外で、学生約470人が参加。火をおこしていたドラム缶から4人に燃え移ったとみられる。4人は救急搬送され、うち...
国土交通政務官に就任した古川康衆院議員(比例九州)が6日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義知事と面談した。終了後の報道陣の取材に、整備方式が未定の九州新幹線西九州(長崎)ルートの新鳥栖-武雄温泉間について、「知事をはじめ佐賀県の皆さんと丁寧に対話し、問題解決の糸口を探すしかない」と述べた。
強制わいせつの常習犯だった10代後半のシミズ=仮名=が“お手本”としたのは、アダルトビデオ(AV)だった。 見始めたのは中学生のころ。女性が男に襲われる過激なビデオに、すぐにのめり込んだ。「暴力的でも女は実は嫌がっていない」「撮影した監督も捕まってないし、同じようなことをやっても大丈夫なはずだ」。現実と仮想の世界の区別がつかなくなっていった。 九州の地方都市に住むシミズは、深夜、親の目を盗んで家を抜けだし、一人歩きの女性を尾行。人けのない場所で、背後から抱きつき、体を触って逃げた。繰り返すうちに逮捕され、少年院へ。今年、仮退院した。動向を見守る保護観察官は言う。 「AVに触発されたと言うのは彼だけではない」 作品のまねをして、電車やバスで痴漢をした少年。無職で日がな一日、過激なAVを見て、女性を次々に襲った20代の男。「AVが性犯罪のリスクを高めているように感じる」。観察官は顔をしかめる。
カリタス小、犠牲者思い追悼ミサ 2022/5/28 11:42 (2022/5/28 11:43 更新) 川崎市多摩区で2019年、スクールバスを待っていた私立カリタス小の児童たちが襲われ、2人が死亡、18人が重軽傷を負った殺傷事件から28日で3年となった。小学校を運営する学校法人カリタス学園は講堂に祭壇を設置し、追悼ミサを非公開で行った。地元住民が事件現場に花を手向け、犠牲者を悼んだ。 発生時刻の午前7時40分ごろ、現場となった歩道で手を合わせた同市の石黒重信さん(56)は「当時は勤務先の都内の小学校にいたが、教え子と同じ年頃の子どもが亡くなり衝撃的だった。二度と起きてほしくない」と話した。
もうすぐ春、進学や就職など門出の季節。就職活動も本格化する。出生時に割り当てられた性と性自認が異なる性的少数者にとってスーツ選びは大きな悩みの種だ。男女の体形の違いから市販の服は体に合わない。でも好奇の目が怖くて店員に尋ねたり採寸してもらったりできず、合わない服を我慢して買う。彼らの声に応えようと、一部のメーカーは取り組みを始めた。 福岡市の荒牧明楽(あきら)さん(36)は出生時の性は女性、性自認は男性だ。身長162センチ、首回り28センチ、靴のサイズは24・5センチ。男性用スーツを選ぶとき、上着に合わせれば、ズボンは太ももや尻が窮屈だ。ワイシャツは襟周りが緩い。結果、セットアップが合わず、好みのデザインが買えない。 ...
【江蘇省蘇州市・坂本信博】中国各地に、日本の繁華街や商店街を再現した「日本街」が次々と誕生している。新型コロナウイルス禍で海外旅行が難しいこともあり、若者や家族連れでにぎわう。中国で流行する日本の女子高校生風の制服姿や着物、浴衣で訪れ、会員制交流サイト(SNS)に画像を投稿する人が増える一方、インターネット上では「日本にこびるな」との批判も出ている。 やきとり大吉、筑前、次郎餃子酒場、肉バル、北海道ラーメン…。上海に近い江蘇省蘇州市の「淮海街」では、約600メートルの通りを挟んで日本語の看板の店がずらりと軒を連ねる。街の随所に飾られた赤いちょうちんも日本の風情を醸す。 関係者によると、日本人学校に近く、複数の日本料理店が集まる地域を地元政府主導で今春から再整備。9月下旬に日本街が完成したという。 四川省成都から観光に来ていた女性会社員(28)は「SNSで有名なので見に来た。コロナのせいで日
衆院解散はあるのか、ないのか-。自民党総裁に選ばれた菅義偉氏は16日の臨時国会で首相に指名される見通しだ。衆院議員任期が来年10月に迫る中、「ご祝儀相場」で支持率が高いうちに解散・総選挙に踏み切るのではないかとの臆測もあり、九州の立候補予定者は気をもむ。新型コロナウイルス禍で「選挙どころではない」との声もあるが、じわりと選挙準備を進める事務所も出てきた。 「遠くないうちに選挙はあるはずだ」。14日午後、福岡市。総裁選のテレビ中継を見ながら、福岡2区の自民現職鬼木誠氏の事務所関係者は気を引き締めた。 安倍晋三首相の辞任表明後、各種世論調査で自民党支持率は急伸し、次期首相候補として菅氏は最も支持を集めた。鬼木氏の秘書は「早い時期の選挙なら追い風になる」。5日にはポスター用の写真撮影を終え、早くも臨戦態勢だ。 佐賀2区が地盤の自民現職古川康氏=比例九州=も「早ければ10月選挙」(事務所幹部)と見
拡大 被差別部落出身者ら8人の写真と紹介文が並ぶ「〝My Story〟s」。来場者は手前のテーブルにあるくじを引き、その人の半生をたどっていく=福岡県春日市 「“My Story”s」と銘打ち、県人権啓発情報センターなどが主催。会場入り口には8人の大きな写真が並ぶ。被差別部落出身者やその家族などだ。東京や大阪、福岡などに住む38~47歳。7人が実名を明かしている。 テーブルに置かれたくじを引き、同じマークが記された紙を裏返すと、「上川多実」さんと名前が書かれていた。両親が被差別部落で生まれ育ったという東京都在住、39歳の主婦。幼少期や青年期、恋愛、仕事など時期やテーマごとに展示された写真を見ながら、説明文をめくっていく。 「通っていた学校は同和教育がなかったので、周りが部落について本当に知らないんです」 被差別部落の話をすると「ブラック?」と聞き返された子どもの頃。将来への不安を漏らしても
「どこで吸えばいいの」ベランダ喫煙トラブル、解決に限界 受動喫煙でうつ病リスクも 2018/10/19 6:00 (2022/12/9 12:40 更新) [有料会員限定記事] 「隣人がベランダでたばこを吸っていて、臭いが家の中まで入ってくる。やめてほしいと手紙や口頭で訴えたが効果がない」。ベランダで喫煙する“ホタル族”に悩まされているとの声が、福岡県内の集合住宅に住む会社員男性(42)から特命取材班に寄せられた。そういえば最近、あちこちの集合住宅で「喫煙に関するお願い」なる張り紙をよく見掛ける。2020年の東京五輪・パラリンピックを前に禁煙の動きが広がる中、集合住宅での喫煙問題を取材した。...
大分市の会社員五條堀美咲(ごじょうぼり・みさき)さん(24)=福岡県久留米市出身=が行方不明になって、25日で3カ月。大分県警は約70人態勢で捜索を続けているが、足取りはつかめないままだ。「ただ待つだけというのはつらい」。久留米市の両親は娘の身を案じる日々が続く。関係者からは事案の“風化”を懸念する声も上がる。 五條堀さんは9月25日深夜まで自宅アパートで友人女性と過ごした後、26日未明の無料通信アプリ「LINE(ライン)」のやりとりを最後に連絡が途絶えた。同日早朝、自宅周辺でスマートフォンの電波が確認されたが、その後、電波がつながらない状態が続いている。大分東署は10月6日以降、五條堀さんの顔写真や、所持しているとみられるトートバッグ、スマホ(アイフォーン6s)の写真を公開。金属探知機を投入した付近の一斉捜索も、成果はなかった。 署によると、12月22日までに寄せられた情報116件に
五條堀美咲さん 写真を見る 五條堀さんの自宅周辺で、スマートフォンなど所持品を捜す大分県警の警察官=10月31日、大分市 写真を見る 9月下旬から行方不明となっている大分市の会社員五條堀美咲(ごじょうぼりみさき)さん(24)=福岡県久留米市出身=の公開捜索が始まってから6日で1カ月となる。自宅アパート周辺の所持品捜索や聞き込みでは有力な手掛かりは得られておらず、県警は五條堀さんが頻繁に使っていた会員制交流サイト(SNS)に着目。交友関係を調べているが、五條堀さんがつながっていた人は延べ千人を超える上、匿名性もあって捜索は難航している。 「ニックネームだけの人間をどう特定すればいいのか」「雲をつかむよう。現代の友達関係の一端を目の当たりにしている」。県警幹部はそう繰り返す。 自宅周辺の聞き込みや防犯カメラの解析で足取りがつかめなかった県警は、早い段階から交友関係を徹底して調べた。同級生や
佐賀市唐人2丁目の「TOJIN茶屋」が今月から毎月19日、家庭の事情で経済的に苦しかったり、1人で夕飯を食べたりしている子どもたちに無料で食事を提供する「こども食堂」を市内で初めて開設する。店長の岩木知幸(ちゆき)さん(33)は「子どもの貧困対策としてだけでなく、子ども同士や地域の大人が交流できるようにしたい」と話す。 岩木さんは佐賀市内の医院で管理栄養士を務めた経験を生かし、食育をテーマに子どもたちが触れ合える場として、こども食堂の開設を決めた。同店2階の多目的スペースを使い、毎回約20人の利用を見込む。 運営資金はインターネットで募るほか、店内にも募金箱を設置し、これまでに約8万円を集めた。食材も肉やコメ、オレンジの提供を受けたが、野菜や食器は足りていないという。「子どもたちには佐賀の食材で料理を提供したい。家族のように集える食堂を目指す」と岩木さん。 食堂の開設時間は午後3時半~7時
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