食欲抑制した上でさらに基礎代謝を増やす「停滞期のない」やせ薬候補を発見!食欲抑制した上でさらに基礎代謝を増やす「停滞期のない」やせ薬候補を発見! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部現在、肥満は10億人以上の人々に影響を及えており、多くの代謝障害の原因となっています。 しかしカロリー摂取を制限すると、大幅な体重減少に繋がることもありますが、時間の経過とともに基礎代謝が低下して効果が失われてしまうことがあります。 この仕組みは「食料が減っても体重を維持する」ために私たちの先祖が獲得した優れた仕組みですが、肥満解消においては大きな壁「停滞期」となって現れます。 そのためダイエットを成功させるにはいかにして停滞期を短くしたり回避したりするかが重要になります。 ここで重要な役割を果たすのがGDF15というホルモンです。 GDF15は、がんや毒素への曝露、ミトコンドリアの機能不全、そし