画像は「getty images」より 悪態をつくと痛みが軽減されることが明らかになった。 痛みを感じると口汚い言葉がとっさに出ることがある。予想外の痛みに対して「くそ!」と思わず言ってしまったことがある人は少なくないだろう。だが、なぜ我々は痛みに対して悪態をついてしまうのだろうか? これには心理的な効用があることが、科学誌「Frontiers in Psychology」に掲載された研究論文で明らかになった。 カナダ放送協会「CBC Radio」(5月30日付)によると、英キール大学の実験心理学者オリー・ロバートソン氏らは、口汚い言葉に鎮痛効果があることを立証するため、次のような実験を行なったという。 92人の被験者に3〜5度の氷水の中に手を浸してもらい、3〜4秒ごとに4つの単語のうち1つをランダムに繰り返すように指示し、痛みの知覚、感情、ユーモア、気晴らしのレベルを評価し、心臓のモニタ
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