森博嗣、Gシリーズ10作目『χ(カイ)の悲劇』読了。 χの悲劇 (講談社ノベルス) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/05/07 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る 実は最近惰性で読んでいて、そろそろ止めようか…と思っていたGシリーズ。 今作で大きな動きがあり、俄然面白くなってきました。 作品全体に隠し玉が仕込まれているから、つい全部読破したくなる森博嗣ワールド。 作品ごとのクオリティが高いS&Mシリーズが一番好きですが、真賀田という名前を聞いたら他シリーズもやっぱり読みたくなってしまいますよね。 あの夏、真賀田研究所でプログラマとして働いていた島田文子は幾つかの職を経て、香港を拠点とする会社で働いていた。人工知能に関するエキシビションの初日、島田は遠田長通という男に以前愛知で起きた飛行機事故について質問される。トラムという動く密室で起き
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