Mercari advent calender の21日目を担当します@sanposhihoです。現在大学の学部4回生で、メルカリでは内定者インターンとして、メルカリのホーム画面などのバックエンドを担当するチームに所属しています。 また、最近は個人的にKubernetesやその周辺のOSSにコントリビュートをしていて、特にKubernetesのコントロールプレーンのコンポーネントのうちの一つであるkube-scheduler周りを触ってることが多いです。 後で詳しく説明しますが、kube-schedulerはPodをどのNodeで実行するかを決定しているコンポーネントです。NodeAffinityや比較的新しいものだとPod Topology Spread Constraintsなど、Podのスケジュールの制約を指定できる機能も基本的にこのkube-schedulerに実装されています。
本記事は、形式検証 / 形式手法 Advent Calendar 2021 の 19 日目の記事です。 Amazon S3が形式手法を採用した論文 "Using Lightweight Formal Methods to Validate a Key-Value Storage Node in Amazon S3" を読みました。 論文全体については、yohei-aさんがブログ記事で主要な部分を訳してくれています。本記事では自分なりのまとめに加えて、自分の形式手法導入の経験から思うところについても書いてみます。 論文は、Amazon S3の新しいKey ValueストレージのShardStoreの正当性を軽量形式手法で検証した話です。論文の主張をまとめると、 実装に使用した言語(Rust)と同じ言語で仕様となるリファレンスモデルを記述した。 検証したい性質によってツールを使い分けた。機能的
この記事は、NTT Communications Advent Calendar 2021 21日目の記事です。 はじめに こんにちは、イノベーションセンターの鈴ヶ嶺(@suzu_3_14159265)です。普段は、クラウド・ハイブリッドクラウド・エッジデバイスなどを利用したAI/MLシステムに関する業務に従事しています。本日は、Rustで動的メモリ確保(dynamic memory allocation)のmallocを実装してPythonやvimを動かしてみようという内容をお届けします。 また、去年もRustネタのアドベントカレンダーを書いているのでぜひ見ていただけると嬉しいです! NTTコミュニケーションズ Advent Calendar 2020 Rustで実装するNetflow Collector 実装するmallocのアルゴリズム 今回実装するmallocのアルゴリズムは小さな
Dec 21, 2021 I recently worked out a promising idea with Niko Matsakis and Yoshua Wuyts to solve what I’ll call the “context problem” in Rust. The idea takes inspiration from features in other languages like implicit arguments, effects, and object capabilities. While this is very much at the early stages of development, I’m sharing it here to hopefully get more perspectives and ideas from the Rust
SectorLISP now supports garbage collection. This is the first time that a high-level garbage collected programming language has been optimized to fit inside the 512-byte boot sector of a floppy disk. Since we only needed 436 bytes, that means LISP has now outdistanced FORTH and BASIC to be the tiniest programming language in the world. SectorLISP consists of 223 lines of assembly. It provides a LI
「プロフェッショナルIPv6 第2版」を無料配布します。2018年7月にプロフェッショナルIPv6初版を発売&無償配布開始しました(すごいIPv6本を無料配布)。初版発売開始から3年、さらにパワーアップした「プロフェッショナルIPv6 第2版」がついに完成しました! 本書を企画して、少しずつ文章を書き溜めはじめた2011年から10年近くかけて完成した488ページにおよぶ「プロフェッショナルIPv6 第2版」をお楽しみください。 プロフェッショナルIPv6第2版の構成 プロフェッショナルIPv6第2版は5部構成になっています。 第1部は「インターネットとIPv6の概要」というタイトルで、IPv6の視点からインターネット自体の仕組みを復習し、そのうえで、詳細の説明に入る前に把握しておくべきIPv6の概要として、次のような事項を解説しています。 従来のIPv4アドレスとは大きく異なるIPv6アド
この記事は、慶應理工アドベントカレンダー2021の20日目の記事です。 カレンダー全日埋まってすごい 🎉🎉 adventar.org 「Database Design and Implementation」という簡素なDBをスクラッチで作っていく本に取り組んだので、その読了エントリです。 Database Design and Implementation: Second Edition (Data-Centric Systems and Applications) (English Edition) 作者:Sciore, EdwardSpringerAmazon こんな人におすすめ MySQLやPostgreSQLを使った経験はあるが、DBの理論やその実装はあまり詳しくない人に特におすすめです。特に自作〇〇*1に興味がある人は間違いなく楽しめると思います。単純に本に紹介されている理論
チェスの世界にはchess.comという素晴らしいサイトがあって、チェスの入門・日々の学習・対局・仲間作りまで全てが揃っています。私も毎日chess.comで次の一手問題を解いて勉強しています。 将棋にもchess.comのような総合サイトが欲しいなと前々から思っていたのですが、lishogiの存在を最近知りました。いつの間に。lishogi.orgの最初のブログ記事が2020/09/29ですので1年ちょっと前に出来たようです。 チェスサイトlichessのシステムをベースに作られているようで、β版にしてはシステムの完成度は高いです(棋譜が英語表記になるなどの細かい問題はあるけど棋譜の表示方法は設定で変更できました。コメントありがとうございました)。 lishogi.org • 無料オンライン将棋First blog post – test run | Blog • lishogi.org
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