本記事では、新入生向け図書館ツアーで工夫してみたこと、それは学生のアドバイスによることを紹介します。 そのアドバイスというのは、(昨年、存在を初めて知ったサークルオリエンテーションという日に、図書館の書籍貸出をした団体の「新入生に勧める本」展示を見に行った時に)ある学生が、 「新入生には、これこれができる/ある、と言うのではなく、こういう時にこれこれが使える/役立つ、という言い方をしてます」 と言われたことです。 これが適切な考えだとしたら、学生がどういう生活をしているかの認識なしに、効果的な「情報リテラシー教育」はできないということになりますね。 僕も情報系にいた頃から「この人達はパソコンで一体どんなことをしているのだろう」と疑問に思っていました。 ユーザフロントに替わった後、それを教えてくれるのは学生自身だったような。 (逆に、"大きな絵"は大学教育関連の集まり、日々の新聞などで学んだ