macOSシステムを対象とする悪意のあるソフトウェアは、昨年に比べて744%も増えている。そしてそのうちの大部分は広告やメールに紛れて入ってくるという。そして昨日、イスラエルの企業のセキュリティチームが、「深刻」レベルの新しいMac用の悪意のあるソフトウェアを発見し公表した。このマルウェアに感染すると、ユーザのhttpsトラフィックを監視されるようになり、更に端末が中継者攻撃(MiTM)の踏み台になってしまう。 マルウェア対策ソフトの検出エンジンで検出できない イスラエルのセキュリティ企業、Check Point Software Technologies Ltd.のセキュリティチームがこの新しいMac用の悪意のあるソフトウェアを発見した。しかもこのマルウェアは大多数のマルウェア対策ソフト(ウイルスチェックソフト)の検出を免れてしまうという(現在のところ発見できる検出エンジンがない)。 マ
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