中国・北京(Beijing)で軍事パレードを行う人民解放軍(People's Liberation Army、PLA)の兵士(2007年10月24日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【1月8日 AFP】北朝鮮で「有事」が発生した場合、同国の核兵器保護のため中国が人民解放軍を派遣する可能性があると示唆する報告書を、米シンクタンクがウェブサイト上で発表した。 報告書は「戦略国際研究センター(Center for Strategic and International Studies、CSIS)」と「US Institute of Peace」が共同で発表。「Keeping An Eye On An Unruly Neighbor -- Chinese views of economic reform and stability in North Korea」と題された報
【ワシントン=有元隆志】大量破壊兵器開発などに関する北朝鮮とシリアの協力の一端が6日、国際機関の文書で明らかになった。イスラエル軍は昨年9月、シリア北東部の核兵器開発の拠点とみられる施設を空爆。この施設が、北朝鮮の寧辺にある実験用黒鉛減速炉と類似していることから、両国の関係は俄(が)然(ぜん)注目を浴びたが、文書からは水面下での協力の動きがうかがわれる。 両国関係に詳しい情報筋から入手した文書によると、2004年6月下旬、シリアのアサド大統領は就任後初めて中国を訪問。胡錦濤国家主席と会談し政治、経済分野での提携推進を確認した。だが、大統領は24日、突然訪問を1日繰り上げ帰国することを決めた。公式訪問中の日程短縮は極めて異例だ。 その理由について文書は、大統領と中国側との間で、北朝鮮をめぐる対立があったと指摘。具体的には「アサド大統領は北朝鮮高官と接触を図ろうとした。大量破壊兵器開発の協力促
韓国の郡山空軍基地(Kunsan airbase)でF117ナイトホークステルス戦闘機を警備する米兵。 (2003年3月14日撮影)。(c)AFP/EMMANUEL DUNAND 【1月1日 AFP】北朝鮮の朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)は12月31日、2007年に米国と韓国の偵察機が2000回以上にわたり北朝鮮領空に侵入したと報じた。 朝鮮中央通信が軍関係者の話として伝えたところによると、米韓による偵察飛行は12月だけで180回、通年では合計2250回以上に上るという。最も頻度が高かったのは8月、米国と韓国軍による「侵略目的の軍事演習」の時だった。 「帝国主義米国の航空偵察に追随するように、戦争屋韓国軍は向こう見ずにも偵察機RC800やRF4Cを毎日、1日に2、3回派遣した」と述べた。韓国、米国両政府は例年の演習は防衛目的だとしている。 北
北朝鮮の平壌(Pyongyang)の金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)広場で行われた人民軍創設75周年軍事パレードで披露されたミサイル部隊(2007年4月25日撮影)。(c)AFP/KCNA via KNS 【1月1日 AFP】北朝鮮の朝鮮労働党、朝鮮人民軍、青年同盟の3機関紙は1日、年頭の国政運営方針である新年共同社説を発表し、2008年を経済・軍事力を強化する年と位置づける一方で、期限切れを迎えた核計画申告についての言及はなかった。 社説は、2008年を「偉大な歴史的改革がもたらされる年」と称賛。「人民軍および北朝鮮人民の精神力を最大活用することで、核兵器に勝る力が得られる」と述べている。 また、「全精神を軍事に集中させ、人民軍に加え『赤い青年近衛隊』『労農赤衛隊』の強化に努める。これにより北朝鮮国家は不落の要塞となる」と述べ、軍事先行の原則に基づいて社会主義政策を進める
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