楽しい船旅のはずが、危険なウイルスがまん延する船内に閉じ込められると誰が想像していただろう。 新型コロナウイルスの検査のため、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」が横浜港で足止めを食らってまもなく2週間が経つ。日本本土への感染拡大を防ぐため、政府は乗客・乗務員合わせて約3500人への検査を進めているが、待機期限の19日までに全員の検査を完了させるには、まだほど遠い状況だ。米国政府は自国民の乗客をチャーター機で帰国させる方針を固め、安倍政権の対応に国際世論の批判が強まっている。 強まる「人権侵害」の声 「公衆衛生の危機対応として、教科書に載るような悪い例」 米有力紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日の記事で、日本政府の今回の対応についてこう強く批判した。 日本政府は、検査により感染が確認された人は医療機関に順次搬送する方針で、非感染者、結果待ちの人には客室などでの待機を求めている。
宮内庁は、今月23日に予定されていた即位後初めての天皇誕生日の一般参賀について、新型コロナウイルスの国内での感染拡大を考慮して取りやめることを決めました。 今月23日は即位後初めての天皇誕生日で、天皇陛下が皇后さまをはじめ、皇族方とともに午前中3回、皇居 宮殿のベランダに立って訪れた人たちの祝意にこたえられ、午後には記帳による参賀も行われることになっていました。 しかし宮内庁は、国内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、政府が高齢者などに人混みを避けるよう呼びかけている状況などから、一般参賀の取りやめを決めました。 宮内庁は「天皇陛下が国民から祝賀を受けられる大切な行事なので残念だが、多くの人たちが1か所に集まって接近することなど、一般参賀の特殊な状況を考え、慎重に検討したうえで取りやめることにした」としています。 天皇誕生日の一般参賀が取りやめられるのは平成8年、南米ペルーの日本大使公邸で
新型コロナウイルスの感染拡大で多くの中国人が移動制限を受けているが、今や使用された紙幣も隔離の対象となっている。 中国当局は新型ウイルスの打撃が大きい省や都市間の古い紙幣の送金や分配を停止したと、中国人民銀行(中央銀行)の范一飛副総裁が15日の記者会見で述べた。 人民銀はまた、新型ウイルス感染拡大リスクを減らすために流通済みの紙幣を消毒する措置を強化し、ウイルス感染拡大の中心地である湖北省に新紙幣などで現金6000億元(約9兆4300億円)を供給したという。 「新型ウイルスの打撃を受けた地域の現金は紫外線で消毒されるか、もしくは少なくとも14日間加熱・保管されてから再び流通される」と范副総裁は説明。リスクが低めの地域で流通した現金は1週間の隔離が必要となるほか、商業銀行に対して病院や食品市場から入った現金を分離するよう要請しているとも話した。 原題: China Quarantines C
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【北京=西見由章】中国の王毅国務委員兼外相は15日、ドイツ・ミュンヘンで開催中の「ミュンヘン安全保障会議」で演説した。王氏は中国湖北省武漢から世界に感染が拡大した新型コロナウイルスについて、国外の感染者数が全体の1%以下にとどまっていることに触れて「中国は世界の公衆衛生のために多大な努力を払った」と自賛した。 王氏は「習近平国家主席の指導の下、中国政府は新型コロナウイルスの感染拡大との戦いに全力を注いでいる」と強調。また多くの国の首脳が中国政府の対応を称賛していると主張し、「対応の迅速さと規模、有効性は中国の(政治)体制の優位性を示している」と誇った。 今後の感染抑制に向けた見通しについては、湖北省以外での感染者の増加に一定の歯止めがかけられているとの見方を表明。「病例の多くは治癒可能だ」とし、「困難は一時的なもの」だと述べた。さらに、中国経済と社会は「安定した持続的な発展」を継続できると
昨日、風邪の人は自宅で安静に、という話をしました。その根拠も示しました。 このことは、COVIDの数を全数把握する意味はない、ということを意味しています。風邪の数を数えても得るものは小さいからです。もちろん、数の推計は技術的に可能かもしれませんし、風邪の経済的損失も無視できませんが、さしあたりその問題は相対的には大きくない。 さて、すべての感染対策は「うまくいった」「いかなかった」の基準が必要です。日本のCOVID対策は、中国以外で世界で最初に地域内クラスターを多発させ、(おそらくは)クルーズ船内での二次感染を許容しました。現段階では「当初の予定通り」とはとても言えません。本来ならば、世界各国に歩調を合わせて二次感染の発生を追跡可能な範囲に止め、クルーズ内2次感染は許容してはならなかったからです。 昨日も書きましたが、感染対策はうまくいったりいかなかったりします。100%完璧にやる、という
先月、中国の湖北省武漢からチャーター機の第1便で帰国した人たちが滞在した千葉県勝浦市のホテルで、消毒が始まりました。ホテルは来月1日の営業再開を目指すことにしています。 ホテルでは、21日にかけて消毒が行われることになり、16日は国の委託を受けた日本ペストコントロール協会の担当者が、すでに消毒を済ませた部屋を使いながら手順などを報道機関に公開しました。 滞在中に感染が判明した人が一時、使っていたという想定の部屋では、担当者が防護服やゴーグル、二重の手袋などをつけたうえで消毒液を使って拭き取りなどを行っていました。畳や布団などはすべて廃棄して交換するということです。 また、陰性だった人が滞在した部屋では、マスクや手袋をしたうえで通常の服装で同様の作業を行うということです。 ホテルは、来月1日の営業再開を目指すということで、内閣官房の山口英樹内閣審議官は、「通常どおりの営業を行えるよう国の責任
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