● プラスチック標本 きっかけ 知り合いから見せてもらったジンメンカメムシのキーホルダー。「標本のキーホルダーなんて」と思っていたが、博物館の売店などで結構売られている。私も、伊丹市立昆虫博物館の売店で買った外国のクワガタのキーホルダーを持っている。 自分で作れないものかなと思っていたら、封入標本という歴とした標本方法なのである。早速、志賀昆虫普及社よりセットを取り寄せ作ってみた。 特徴 樹脂はポリエステルなので、透明度がよく、封入した標本が美しく見えることはもちろん、顕微鏡などで細かいところまで観察できる。 保存にも、持ち運びにも便利で、いつでも標本として利用できる。 <参考> 室賀政邦/著 『教材プラスチック標本の作り方』 東洋館出版社 1970 用意するもの 封入標本セット … 樹脂液(1kg)、触媒液(1号)、促進液(2号)、スチレンモノマー、説明書 紙コッ