侍ジャパンのラーズ・ヌートバー外野手(25)が、全試合に1番打者として出場し、3大会ぶりの世界一奪回に攻守で貢献した。 史上初めて米国で生まれ育った日系選手が日の丸を背負い、チームメートと歓喜を共有し、家族への感謝とともに、かけがえのない時間を過ごした3週間。さまざまな思いを明かし、本紙に手記を寄せた。前後編で2日連続で掲載します。 ◇ ◇ ◇ 9歳の時から、日本を代表する選手になりたいと思っていて、3回目の優勝の一員になれた。今、夢の中にいるようだよ。胴上げされるのは初めてで、今までにないくらい最高の瞬間だった。自分がその1人になれて、すごく驚いたよ。 日本でプレーできたことは、僕の人生を変える経験になった(a life changing experience)。日本人とアメリカ人のハーフで生まれたけど、日本を代表することで自分の中で心が開き、熱くなった。日本人としての誇りを、もっと