昨年10月に展示された、韓国が開発中の次期戦闘機KF-Xの実物大モデル Josh Smith-REUTERS <インドネシアが韓国の戦闘機開発から手を引くのは、その性能、装備の貧弱さのため> 8兆7000億ウォン(約8340億円)もの開発費が投じられる韓国の次期戦闘機(KF-X)開発計画が、試練に見舞われている。 韓国やフランスのメディアは7日までに、インドネシアがフランスからラファール戦闘機48機の購入を検討しているもようだと報じた。インドネシアは韓国の次期戦闘機KF-Xの開発計画に参加しているが、2017年以降、開発予算の分担金を滞納している。滞納の理由は「資金難」と説明されてきたが、その一方でフランス製の戦闘機を買うとは話のつじつまが合わない。もはや、韓国との共同開発への関心は失せたということだろう。 フランスのパルリ国防相は3日に出演したテレビ番組で、ラファールの売買を巡るインドネ