■ 昨日のエントリーの続きである、 日本の食料自給率40パーセントは、低すぎるということであれば、それに対応する方策は、二つしかない。 ① 自国で食料を増産する。 ② 他国から食料を調達する。 ところで、日本が精一杯、努力をして、食料自給率は、どの程度まで引き上げることができるのか。英国並みの70パーセントというのが目標になるであろうけれども、それもまた、かなりの高いハードルである。日本が自給率100を超えて「食料輸出国」になるというのは、余程の農業技術の革新が成らない限りは、無理なのではないか。 だとすれば、「食料輸出国」の機嫌を損ねないようにしながら、「外交」で食っていくしかない。 率直にいえば、雪斎は、対米関係や対豪関係に比べれば、対中関係や対韓関係には、余り重きを置いていない。 「食料輸出国jと「食料輸入国」とを比べれば、前者に重きを置くのは当然である。 従来、「アングロサクソンと