実験的な表現がなされててかつステキな恋愛マンガ。 ●バスティアン・ヴィヴェス『塩素の味』(原正人訳、2013年小学館集英社プロダクション、2800円+税、amazon) 出版社よりご恵投いただきました。ありがとうございます。 新鋭BD作家の初邦訳。B5判ハードカバーでオールカラー270ページ超。『塩素の味』と『僕の目の中で』というふたつの作品が収録されています。 フランスBDには身近な恋愛マンガが少ないそうですが、二作ともボーイ・ミーツ・ガールのストレートな恋愛マンガ。しかしヒトスジナワではいかないんだな、これが。 表現がじつに実験的。しかもその実験が画力にかかわるものだから、ほかのひとではちょっとマネできそうにないものになってます。 『塩素の味』の主人公は脊椎側弯症の青年。彼は整体師にすすめられてプール通いを始めます。でも泳ぎは得意じゃない。彼はプールでひとりの魅力的な女性と出会いますが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く