「1980年、既に“日本の夕暮れ”を予見したベストセラー「なんクリ」。今や50代になった主人公・由利たちの目に映る現代とは!? 著者17年ぶりの小説」。 阪神・淡路大震災の約1年後に発表した「テント村の口紅」(「小説新潮」1996年1月号)から17年ぶりにお届けする田中康夫の小説「33年後のなんとなく、クリスタル」が「文藝」冬季号で連載開始! 「主人公・由利に、作家本人を思わせる今回の主人公が誘惑され・誘惑するという、恐ろしく企みに満ちた小説!」と高木れい子「文藝」編集長が後書きで記す作品(400字詰め原稿用紙で100枚)は、河出書房新社の「文藝」創刊80周年、「文藝賞」50回を迎えた記念号の巻頭を飾る作品。 詳しくはこちらで⇒http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309978130/ 目次はこちら⇒http://www.kawade.co.jp/np/b