この記事は Linux Advent Calendar 2014 の 18 日目のエントリとして書いています。 Docker が盛り上がって、Docker が使ってる「コンテナ」という技術が盛り上がって、Doker の解説がそこら中にあふれるようになったので「Docker? そんなの FreeBSD が jail でずっと前からできてたぞ」というちょっと的外れな発言を見かけることは少なくなりました。一方でコンテナの歴史を追って見る的な企画をみかけるようになりました。 みかけた歴史の解説でいくつか「ちょっと違うやろー」というものを見かけたのでここで愚痴ります。 コンテナの歴史として大体書かれているのが 1979 年 chroot(2) システムコールの Version 7 Unix への導入 1983 年 chroot(2) システムコールの 4.2BSD への導入 2000 年 FreeB