遅ればせながら、コンテナ型仮想化ツール「Docker」を検証環境で利活用はじめました。 なにぶん自分はNWエンジニアなので、Dockerをはじめとする「コンテナ型仮想化」ツールについて まず何より最初に、そのNW分離方法の特徴に興味をそそられました。 そこで、これまで多用してきたlibvirt + KVMによる「ハイパバイザ型仮想化」とのLinux内部的な NW分離の実現方式の比較を、覚書きとして残したいと思います。 「コンテナ型仮想化」(Docker)のNW分離について まずDockerがホストとコンテナのNWをnamespaceモジュールの機能によって実現している事を 確認します。 root@ubuntu:~# ps -ef | grep docker root 1219 1 0 Sep11 ? 00:01:53 /usr/bin/docker -d root 21478 9790 0