「Aらま〜」をセットする開発メンバーの一人、吉村崇弘さん=相模原市の城南信用金庫淵野辺支店で馬場直子撮影 脱原発を掲げる「城南信用金庫」(東京都品川区)と取引する中小企業の社長らが、気軽に節電できる家庭用の電流報知器「A(あ)らま〜」を独自に開発・販売している。電流量があらかじめ設定したアンペア数を超えるとアラームで知らせてくれる仕組みだ。節電はもちろん、電気料金節約にもつながる一石二鳥の効果が期待できる。【馬場直子】 城南信金は昨年4月に「原発に頼らない安心できる社会の実現」を理念とすることを公表。今年1月には東京電力との契約を解除、電力小売業者を通じて、自然エネルギーを利用した電力や民間の余剰電力を買っている。 「Aらま〜」を開発したのは城南信金淵野辺支店(相模原市中央区)の顧客らで作る「淵野辺白梅(しらうめ)会」のメンバー7人。信金の吉原毅理事長がテレビ番組に出演して脱原発を訴えてい