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ブックマーク / ameblo.jp/kokkoippan (28)

  • 『非正規の惨状が「ブラック企業化」と正社員の「働きすぎへのムチ」として利用される』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 パネルディスカッション「ブラック会社で働く若者たち――周辺的正社員の明日」に参加しましたのでそのときの私のメモを紹介します。これは、今年の5月15日に研究会「職場の人権」 が開催した第128回目の例会です。 パネリストは、「職場の人権」代表の甲南大学名誉教授・熊沢誠さん、東京大学教授・田由紀さん、NPO法人POSSE代表・今野晴貴さん、明治大学教授・遠藤公嗣さんの4人です。 きょうは、冒頭に話された熊沢誠さんによる「ブラック会社で働く若者たち」を研究テーマとして取り上げる問題意識についてです。(※いつものように私の勝手な要約メモですのでご容赦を。by文責ノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty) 現在、労働問題の関心は、ワーキングプアの問題に集中してい

    yachimon
    yachimon 2010/09/26
    ああ、これはあるなあ。/会社側が意識してなかったとしても、勝手に頑張ってたな俺は。根拠のない不安みたいなのに突き動かされて。"(即)戦力にならなきゃダメなんだ"みたいな。(即戦力になる人ははやく燃え尽きる。)
  • 『奨学金が返せない - 若者の貧困に追い討ちをかけ、国際人権規約から逸脱する日本の奨学金制度』

    奨学金が返せない - 若者の貧困に追い討ちをかけ、国際人権規約から逸脱する日の奨学金制度 | すくらむ 上のグラフは、文部科学省のホームページに9月7日にアップされた『図表でみる教育 OECDインディケータ(2010年版)』の中で、最初に登場する国際比較です。日の公的教育支出は対GDP比3.3%しかなく、OECD加盟国(各国平均4.8%)の中で最下位です。 OECDは、「教育は、未来への投資である」として、「教育投資された公共資源は、最終的に大きな税収となって国に還元される。OECD諸国では、高等教育を修了した男性は、後期中等教育までしか修了しない場合と比較すると、所得税及び社会保障などに対する寄与として、119,000ドルの付加価値を生み出すと試算される。この額は、それに投資された公財政を差し引いたとしても86,000ドルとなり、高等教育に対する公共投資額(一人当たり)の約3倍とな

    『奨学金が返せない - 若者の貧困に追い討ちをかけ、国際人権規約から逸脱する日本の奨学金制度』
    yachimon
    yachimon 2010/09/12
    入学金だけでもなんとかならないものか…/ 大卒→正社員(それなりに)高収入という時代が確かにあって、学費貸与はその時代の名残。そういう時代なら、大学さえ出れば、返せる確かなあてがあった、ということ。↓↑
  • 『日本のみ貧困層収奪の税・社会保障を完備 - 消費税は貧困層に上位層の2倍の負担強いる貧困推進税』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 一昨日のエントリー「失業・生活苦の自殺が急増し富裕層資産が激増する世界第2位の富裕層大国ニッポン」 を前振りにしての続きです。(全面展開はあきらめて、コツコツと1つずつ行きたいと思います) いまの日社会は、一方に富が蓄積され、もう一方に貧困が蓄積されてしまう倒錯した税・社会保障システムを持っています。その倒錯したシステムの一端を示すデータを紹介します。 下のデータは、それぞれの国において、人口を所得に応じて「所得の低い人20%」「所得中位の人60%」「所得の高い人20%」に分けて、それぞれが、社会全体の総所得と総負担(税金・社会保険料)をどれだけシェアしているかを主要先進国の2005年のデータで調べたものです。ようするに階層別に所得がどれだけあって、税金と社会保険の負担

    『日本のみ貧困層収奪の税・社会保障を完備 - 消費税は貧困層に上位層の2倍の負担強いる貧困推進税』
    yachimon
    yachimon 2010/06/23
  • 『そりゃあんまりだ!ハローワーク職員は官製ワーキングプア』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 管理人Aさんからのご指摘によるエントリーです。先週の反貧困たすけあいネットワークの集会でも湯浅誠さんが紹介していましたが、NHK「そりゃあんまりだ! どうにかして!働く場」(10/23)の中で、ハローワークにおける「官製ワーキングプア問題」が取り上げられましたので要旨を紹介します。 冒頭、ハローワークの非常勤職員の以下の声が紹介されました。 「私は非正規の公務員としてハローワークで相談員をしています。マンツーマンで就職のお世話をしていますが、私たちの処遇は、1年ごとの契約でいつも雇い止めの不安を抱えながら働いています。レベルアップのための研修もなく、求職者に万全のサポートができるか危惧しています」 「経験を積んで幅広い相談ができたり、より良い対応ができても、労働条件通知書

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    yachimon 2009/11/17
  • 『厳罰化が囚人爆発と治安悪化の悪循環つくる - “囚人にやさしい国”ノルウェーからの提言』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 10月25日にNHKBSで放送された「未来への提言 犯罪学者ニルス・クリスティ~囚人にやさしい国からの報告」の内容が、とても興味深かったので要旨を紹介します。 いま世界では犯罪者への刑罰をより厳しくする「厳罰化」の流れが加速しています。その結果、刑務所に収容される囚人の数が多くの国々で増加。「囚人爆発」とも呼ばれる世界的な現象によって、暴動や感染症の拡大などの問題が噴出しています。 こうしたなか、世界でもっとも“囚人にやさしい国”として注目されているのがノルウェーです。まるで自宅でくつろいでいるかのような囚人たち。テレビやパソコンも自由に楽しめる快適な刑務所生活。休暇を取って自宅に帰ることもできます。 囚人に寛容なノルウェー社会。その社会のあり方には裁判に参加する「参審員

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    yachimon 2009/10/28
  • 『正社員の解雇規制を緩和・撤廃して得するのは誰か?』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「正社員の解雇規制を撤廃すれば公平な社会になる」とのコメントが寄せられています。これは、一部の財界御用学者らが繰り返している言説と同じです。 たとえば、城繁幸氏は『Voice』誌4月号の「労働組合は社員の敵」と題した論文で、「そもそも日の正規雇用は、『解雇権濫用法理』と『労働条件の不利益変更の制限』によって事実上いかなる解雇も賃下げも不可能であり、バブル崩壊後は維持不可能な代物だった。非正規雇用の拡大とは、総人件費を抑制したい経営サイドと、既得権を死守したい労組が共に進めてきたもの」、「正社員の保護規制を緩和し、現在は非正規側にすべて押し付けられているコストカット圧力を労働者全体で分かち合うべきだ」と書いています。まさに、大企業・財界発の「正規vs非正規」「労労対立」を

    『正社員の解雇規制を緩和・撤廃して得するのは誰か?』
    yachimon
    yachimon 2009/09/04
  • 『派遣労働者から強奪する竹中平蔵氏が「改革利権」でパソナ会長就任』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「景気が悪いから暗い話をする人が多い。しかし64年前は日中が焼け野原だった。あの時ほど暗いですか? そんなことないでしょうが」 「スポーツ報知」(8/27)に掲載された岐阜市内での麻生首相の演説です。先日発表された2009年版厚生労働白書によると、今年9月までの1年間に「派遣切り」などで職を失う非正規労働者は全国で22万9千人にのぼり、そのうち約6割、約13万人は、2004年に解禁された製造現場への派遣労働者です。その失職者約22万9千人のうち居住状況が判明した12万5千人を対象にした調査では、少なくとも約3,400人が住まいも同時に失い、生活基盤を損なわれる苦境に立たされていると指摘しています。 こうした非正規労働者の惨状も、麻生首相にかかると、64年前の日中が焼け

  • 『舛添厚労相また暴言 - 派遣村でなく怠け者は生活保護の母子家庭』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 朝日新聞のサイトに次の記事が掲載されています。 舛添氏「怠け者に税金使わぬ」発言 抗議受け弁明 舛添厚生労働相は25日の閣議後の記者会見で、総選挙の遊説中に「働く能力と機会があるのに怠けている人に、貴重な税金を使うつもりはない」という趣旨の発言をしたと追及され、弁明に追われた。舛添氏は「自立が大事だということを訴えたかった」と語った。 演説は18日に神奈川県内で行った。年末年始に東京・日比谷で開かれた「年越し派遣村」に、行政が約4千件の求人情報を提供したにもかかわらず、誰も応募しなかったなどと指摘。同じ演説の中で「怠け者」発言が飛び出した。実際には、初日には申し込みがなかったが、その後100人以上が申し込んだ。 この発言に対し、派遣村の元実行委員会の湯浅誠・元村長ら有志は

    『舛添厚労相また暴言 - 派遣村でなく怠け者は生活保護の母子家庭』
  • 『「上から目線」の自己責任論が、自分を責め抜き疲れ切っている弱者を黙らせさらに痛めつける』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 みどりさんのブログ「労働組合ってなにするところ?」 で知ったのですが、「東京新聞」(8/19朝刊)に以下の記事が掲載されています。 怠けている連中に税金払う気なし 厚労相、「派遣村」で言及 舛添要一厚生労働相は18日午後、横浜市内の街頭演説で、昨年末から今年1月にかけて東京・日比谷公園に設けられた「年越し派遣村」に関し、「(当時)4千人分の求人票を持っていったが誰も応募しない。自民党が他の無責任な野党と違うのは、大事な税金を、働く能力があるのに怠けている連中に払う気はないところだ」と述べた。 これに対し、派遣村実行委員だった関根秀一郎・派遣ユニオン書記長は紙の取材に「求人として紹介されたのは確かだが、誰も応募しなかったというのは全くのでたらめ。たくさんの人が応募したが、

  • 『国家公務員の賃金は民間よりかなり低い』

    上の表は、厚生労働省『賃金センサス平成20年版』(※最新の統計です)に掲載されている2007年の民間企業(全産業)の労働者の賃金と、人事院『国家公務員給与等実態調査』による2007年の一般職の国家公務員の賃金を比較したものです。(※国家公務員の賃金には各種手当もすべて含まれています) それぞれの調査の年齢区分が違いますので、近いところで比較しています。どの年齢階層でも国家公務員の賃金の方が低く、全体の平均では、民間労働者の平均賃金が635万円であるのに対して、国家公務員の平均賃金は598万円と民間労働者より低いということです。(※そして、地方公務員の賃金は、この国家公務員の賃金がベースになっています) マスコミなどが、国税庁の「民間給与実態統計調査」の結果をもって、公務員の賃金が高いなどと大騒ぎしますが、国税庁の調査は、日々賃金が支給される労働者以外はすべて含まれた調査ですので、とても低い

    『国家公務員の賃金は民間よりかなり低い』
    yachimon
    yachimon 2009/07/08
    前のもだけど、なぜかノックオンさんが叩かれてる。ふしぎ。叩くんなら、行政の長たる総理大臣とかかな?/ついでに一部の企業家も叩けよ、と。なんで搾取されてるほうを叩かなきゃならんの?/つづき id:entry:14499364
  • 『国家は僕らをまもらない』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 国家=権力は人権を与えてくれ、僕たちを守ってくれる頼もしい「正義の味方」ではありません。憲法とは国家=権力に余計なことをさせないための法律です。憲法の条文に従うのは国民ではなく国家=権力です。憲法は公権力をコントロールして国民の人権を守るためのものなのです。 専修大学法学部の田村理教授は、『国家は僕らをまもらない』(朝日新書)で、憲法問題を語る上でもっとも重要な「立憲主義」についてこう説明しています。そして、田村教授は、『朝日新聞』(2007年10月6日付)の「鉄人28号と憲法 立憲主義なき国、日」で、要旨次のように指摘しています。 「ある時は正義の味方/ある時は悪魔の手先/いいも悪いもリモコンしだい/鉄人 鉄人 どこへ行く」(「鉄人28号」三木鶏郎・作詞) 専修大学で

  • 『「収入が少なくて結婚できない」正社員35%・非正社員70%(35歳男性)、「収入増えない」69%』

    6日に放送されたNHKスペシャル「“35歳”を救え~あすの日 未来からの提言」。いろいろ注文を出したい部分もありましたが、「安心して仕事を得られる社会」「安心して子どもを育てられる社会」につくり変えなければ、日の未来はないとする大筋の方向性には賛同できるものでした。 番組が“35歳”に注目するのは、団塊ジュニアで人口が多い世代であると同時に、今後20年にわたって子どもを育て、日社会を支えていく中核であるからとのこと。ところが、いまの“35歳”の現実は、オイルショックの年に生まれ、社会に出るときにはバブル崩壊で就職氷河期にあたり、まさにロスジェネ世代で、4人に1人は非正規社員と、不安定な状態に置かれています。 将来への不安が広がる日において、“35歳”が「安心して仕事を得られる社会」「安心して子どもを育てられる社会」に変えていかなければ、日社会の衰退は免れないとの問題意識のもと、「

    yachimon
    yachimon 2009/05/08
    番組後半では、日本の地方自治体での取り組みも紹介されてましたね。←地方で低収入でも自治体の支援のやり方ひとつで子育てはできるという例かなと思いました。一方でやはり雇用は大丈夫なのかとは思いましたが。
  • 『メキシコと日本、共通する貧困と医師不足 - 新型インフルのパンデミック対策に求められるもの』

    このブログにコメントを寄せてくださるBUNTENさんが、自身のブログで、「パンデミック対策に足りないもの」と題したエントリーを書かれています。(※参照→BUNTENさんのブログ ) そのエントリーでBUNTENさんは、新型インフルエンザによる死者が多数にのぼっているメキシコでは、医療機関の態勢も不十分な上に、「貧困層が、医療機関にかかれない状況にあることが推測される」とのマスコミ報道を紹介しながら、「貧富の差が大きく、既にかなりの数に上っていると思われる貧困層が医療機関にかかれないのは、日でも同じである。が、発熱外来などの医療費が免除されるという話は聞かない」、「ホームレスだったりする場合、加えて、パンデミックに関係した情報がうまく伝わらない可能性もあるだろう。しかも、貧乏人には糧の備蓄などする余裕はない。買い物は日々(少なくとも数日おきに)行わなければならない。もしキャリアになってし

    『メキシコと日本、共通する貧困と医師不足 - 新型インフルのパンデミック対策に求められるもの』
  • 『公務員バッシング、正社員バッシング、派遣村バッシングがもたらす底なしの貧困スパイラル』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨日の衆議院予算委員会に、反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士が参考人として出ていることを新聞で目にして、そういえば、湯浅誠さん(NPO法人・もやい事務局長)も意見陳述していたなぁと思い出して、衆議院のホームページをチェックしたら議事録がアップされていました。この間の派遣村バッシングや正社員バッシング、ひいては公務員バッシングにも応答していて興味深いので、衆議院予算委員会中央公聴会(2月16日)の湯浅さんの意見陳述議事録の一部を紹介します。(byノックオン) 派遣切りで路頭に迷う人たちに対して、何で働いている間にお金をためられなかったんだと言われるけれども、配布した資料に掲載している私たちのところに相談に来た方の例でみると、この方は毎月皆勤手当をもらっている。つまり、

  • 『雇用壊滅 -派遣切り・ハウジングプア・外国人労働者のメルトダウン、EUに学び均等待遇の実現を』

    雇用壊滅 -派遣切り・ハウジングプア・外国人労働者のメルトダウン、EUに学び均等待遇の実現を | すくらむ 「雇用破壊」「雇用漂流」と来て、今回「雇用壊滅!」と打った『週刊東洋経済』(2/7)の特集では、目を覆いたくなるような雇用のメルトダウン、人間使い捨ての実態が告発されています。45ページにおよぶ特集ですが、一部をサマリーで紹介します。 日雇い派遣の仕事もなくなり、所持金が尽き、飛び降り自殺をしようとしたところ警察に保護され、年越し派遣村に連れられてきた30代の男性。 自動車部品大手のカルソニックカンセイの工場で派遣切りされ、寮も追い出され、家族もなく保証人も立てられないため家も借りられず、ネットカフェ等を転々としながら、日雇いでいつないだが仕事も途絶え、年越し派遣村に入村。「住まいを失ったとき、ものすごい絶望に襲われた。派遣という働き方に絶対的な不信感が芽生えた」と語る41歳の男性

  • 『派遣村跡地を見下ろす新・経団連会館 - 23F高層ビルを派遣切りに遭った人々に開放してはどうか』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 年末年始に日比谷公園に出現した「派遣村に並ぶテント」と、そこからほど近い場所に建設中の「高層ビル」。この対照的な2つの建物こそ、御手洗冨士夫会長率いる日経団連が生み出してきた、「ニッポンの経営と雇用の歪み」を象徴しているのではないか--。 「雇用破壊のA級戦犯 御手洗経団連よ、メザシの土光さんが泣いている~『超豪華ゲストハウス』『ゴルフ会員権』ほか総資産210億円!地上125メートル、23階建ての新会館は失業者たちに開放せよ」と見出しが打たれている『週刊ポスト』(2/6)巻頭記事のリードです。 「メザシの土光さん」を美化しすぎていて、辟易する部分もある記事ですが、きちんと現在の経団連の強欲さを要旨次のように批判しています。 東京・大手町1丁目。中央合同庁舎の広大な跡地に

  • 『郵政民営化でオリックス宮内義彦会長ボロ儲け -国民の財産「かんぽの宿」が改革利権の手に落ちる!?』

    昨日、鳩山邦夫総務相が、「かんぽの宿」の一括売却に関する質問書を日郵政に提出しました。 日経済新聞(日経ネット)は、「鳩山総務相は、売却に不正があった場合には『郵政民営化自体に疑問が出てくる』と指摘。譲渡対象になっている埼玉県の『ラフレさいたま』にもふれ、『埼玉県知事によると、開設に300億円程度かかっているはずだという。それがなぜ全施設で100億円強なのか』と譲渡価格への疑問を改めて表明した」と報道しています。 今週の「週刊朝日」(1/30)には、「怒りのスクープ!『郵政民営化』でオリックス丸儲け!?」と題して、ジャーナリストの今西憲之さんが、「鳩山総務相もストップをかけた日郵政・オリックスとの不透明な関係~『かんぽの宿』売却に隠された『マル秘物件』」という記事を書いています。 それによると、小泉政権下で規制緩和の旗振り役だった宮内義彦氏が会長をつとめるオリックスの100%子会社「

  • 『「若者危機」未来に希望を描けない - 派遣切り・名ばかり正社員、追い込まれる若者たち』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨年末で解雇された。会社の寮で住居は保証されていたが、手取り10万円の賃金だったから貯金もない。実家に帰る交通費さえ工面できない。1月中に寮も出なくてはならず、どこに行けばいいのか。キヤノンの担当者は、「人減らしではなく生産調整だ」と言った。つまり、僕らは人として見られていなかったということだ。(27歳、元大分キヤノン請負社員) 派遣会社からトヨタ自動車九州に派遣され、「頑張れば正社員になることができる」と力説され、ずっとその言葉を信じて働いてきた。エンジン部品の組み立て作業は、長時間続けると腕の感覚がマヒするほどの重労働。つらくて辞めたいと思ったことは何度もある。「頑張れば正社員」--仕事を終えて寮に戻り、疲れた体を支給品の布団に横たえながら、派遣会社の言葉を頭の中で反

  • 年越し派遣村の真実 - 「どんな仕事でも良いので働いて収入を得たい」とのまじめな求職者が多かった|すくらむ

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 ※全労働省労働組合 から、「年越し派遣村」の報告が届きましたので紹介します。とりわけ注目してもらいたいのは、「相談内容の特徴」のところです。事実として、「年越し派遣村」は「どんな仕事でも良いので働いて収入を得たい」とのまじめな求職者が多数相談に訪れていました。坂哲志総務大臣政務官(自民党衆院議員)の「年越し派遣村」に「当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか」という発言が、大きな間違いであったことを事実で示してくれています。(byノックオン) 全労働省労働組合(略称、全労働)は、全国の労働局・監督署・安定所で働く組合員が第一線窓口で実感している「派遣切り」「期間工切り」に遭った多くの労働者の厳しい実態の改善を求め、緊急雇用対策等の充実を要望しています。また

  • 『もともと慢性ストレスある非正規労働者に「派遣切り」「非正規切り」の急性ストレスが襲う』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「なんかもう死にたくなってきました」「手を切っても全然痛みを感じません」「解雇が決まり、吐き気、頭痛、顔面の痛みがあります」「医者にかかる経済的余裕がありません。助けてください」--メンタルヘルスの悩みを受け付けている病院などに、いま非正規労働者からの悲痛な相談が寄せられ、それも、不安や不眠など、うつ状態の悩みを超えて、「死にたい」「自殺したい」という訴えが増えていることを、NHKテレビのクローズアップ現代「非正社員に広がる“うつ”~派遣切りが止まらない」(12月17日放映)で、指摘していました。全国各地で相次ぐ、派遣切り、非正規切りで、心の病に陥る非正規労働者が続出しているのです。 大手企業で事務の仕事をしていた派遣社員のAさん。気分が沈む、夜眠れないといううつ状態に今